王将フードサービスが展開する中華料理チェーン「餃子の王将」は、イートアンド社の「大阪王将」と混同した苦情が多数寄せられているとして、両社は無関係というコメントを発表した。

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騒動の発端となったのは、イートアンドが鈴木奈々出演の「大阪王将 羽根つき餃子」の新CMを10月下旬から放送したこと。CMでは、シックなドレスを着た鈴木が、「これは羽つき これは腰つき」と歌いながら大きく足を開き、ガニ股で腰を回す振り付けがある。イートアンドは、口ずさみたくなるメロディで「餃子は羽根つきがうまい」ことを訴求したとしているが、このCMはネットで不評。腰のグラインドが下品で気持ち悪く、音痴な歌も不快だという声があがっている。


このCMへの苦情は、餃子の王将を展開する王将フードサービスにも殺到。そのため、餃子の王将はCMについて、「表現が下品であるなどの苦情、ご意見が当社に対し、多数寄せられている」とコメントを発表。大阪王将とは「資本関係も業務提携関係にもない、全く無関係の類似会社」で、CMも「全くの無関係」と説明した。さらに、餃子の王将は、「『羽根つき餃子』を含め『冷凍餃子』の販売は一切行っておりません。『餃子の王将』の餃子は、店舗でのみ購入いただけます」とコメントも加え、「混同をされませんよう改めてご報告、お願いさせて頂きます」と呼びかけた。


画像はYouTubeより