これぞ、日本の美意識と先端技術が融合したプロダクト。京都に拠点を置くNISSHAが開発中の「Mui」にはそんな表現がふさわしい。

木製インテリアのようだが、必要となればメッセージや天気情報、時間などを映し出すインターフェース。木のぬくもりとテクノロジーでエレガントなIoT空間を演出する。

・myThings対応

一見すると「木製のコート掛け?」と思う方も多いかと思う。しかしコート掛けにしてはフックがない。

実は木そのものがインターフェースとなっていて、タッチ操作でスマート電球などをコントロールできる。

プロトタイプYahoo! JapanによるIoTサービスサービス「myThings」に対応し、メッセージや天気情報、時間などを表示することも。また、マイクスピーカーも内蔵する。

・Switchの技術

NISSHAは知る人ぞ知る、静電容量方式タッチセンサーを扱う会社。指で触れたときに生じる静電容量の変化で位置を認識するというもので、Nintendo Switchに採用されている先端技術だ。

Muiにもそうしたテクノロジーがちりばめられている。しかし、ガジェットらしくないのがMuiの売りで、インテリアとして部屋にすっと馴染む。

Muiは日本語の「無為」からきていて、リラックスして過ごすことができる“上質”の空間にふさわしいものとして開発中とのこと。

まだプロトタイプの段階なので商品化時期などについての情報はないが、気になる方はまずホームページをチェックしてみてはどうだろう。

Mui

日本の美がぎゅっと詰まった木製インターフェース「Mui」が素敵すぎる