なんともスッキリしない選出だ。年末のである『「現代用の基礎知識」選 2017ユーキャン新語・流行語大賞』の30が9日、発表された。

 大ブレーク中のブルゾンちえみの「35億」や、サンシャイン池崎の「前絶後の」、陸上男子100メートル桐生祥秀選手が達成した「9・98(10)」や将棋界に現れたニュースター・藤井聡太が巻き起こした「藤井フィーバー」などは順当と思えるが、国会を席巻した友・加計学園問題、いわゆる「モリカケ」や、希望の党失速の原因となった小池百合子都知事の「排除」などは、補から漏れた。

 今年6月に暴言報道が飛び出した豊田由子前衆院議員の「このハゲー!」も入らず、代わりにその続きの部分である「ちーがーうーだーろー!」がノミネート。これにはスポーツ記者が「昨年の同賞で待機児童問題にちなんだ『日本死ね』が選ばれたことに、相当数の抗議があった。これに選考委員がビビリ、今年は当たり障りのないワードを選んだのがミエミエ。豊田氏の『このハゲー!』部分を選考から外したのも、差別を助長すると判断したからのようだ」と話す。

 30の中には、一連のモリカケ問題で繰り返し使われた「度」も入った。別のスポーツ記者は「一番度していたのは、流行語大賞そのものということだ。ならば大賞は『度』でなければおかしい」と摘。ネット上では流行語大賞そのものの存在意義を問うも上がっている。

 大賞は12月1日午後5時に発表されるが、サプライズは期待できそうにない。

ユーキャン「新語・流行語大賞」公式サイトより