皆さんは、だろうか、だろうか? 夜更かしできないという人がいる一方で、早起きが苦手な人が世の中にはいる。「教えて!goo」にも、「夜型→朝型へ生活サイクルを変えたいと思っています」という投稿があり、生活にリスクを感じている人もいる。そこで今回は生体リズムの仕組みなどを研究している早稲田大学先進理工学部柴田重信教授に、になる原因、タイプリスクなどについて伺ってみた。

タイプタイプの原因は?

早起きから元気に活動する「タイプ」、になるとが冴えて元気になる「タイプ」に分かれるのはなぜなのか。

「一つには、先的にタイプである可性が考えられます。人間はになればが覚め、になれば眠くなる――。これは生物が備えている体内時計の働きによって起こります。体内時計を動かしているのが、時計遺伝子と呼ばれる細胞内の遺伝子であり、これには微妙な個人差があります。もう一つの要因として、後的にになりやすい生活パターンで過ごしていることがあげられます。例えば、遅い時間にパソコンスマホの画面を見ている人、遅くに多めの夕食をとったり運動をする人などは、タイプになりやすいです」(柴田さん)

「自分はタイプ」と言う人の生活パターンを見ると、遅くまでパソコン仕事をしたり不規則な食事をしている人が多いのではないか。このような生活を続けていけば、になる可性が高まるという。

タイプ健康リスクが高い

タイプには、健康によくないイメージがあるが、実際のところどうなのか。

タイプの人は、メタボリックシンドロームになるリスクが高くなる傾向があります。朝食欠食率が非常に高い傾向があるためです。朝食をとらないということは、食生活も不規則になり、栄養バランスが乱れてしまいます。そのこともメタボリックシンドロームを助長させます。また、タイプ学生は、学業成績がかんばしくありません。質の良い睡眠、十分な睡眠がとれていないため、の活動にも悪影を及ぼします。タイプスポーツ選手は、スポーツパフォーマンスがよくないです」(柴田さん)

メタボリックシンドロームは、生活習慣病と密接な関係がある。タイプであることでそのリスクが高まるのであれば、へ生活サイクルを変えることが望まれるだろう。

からへ変えることはできるのか?

に変えることはできるのだろうか。変えることのメリットデメリットもあわせて聞いてみた。

「先的なタイプの人がに、タイプの人がへ変えるのは難しいと思います。というのも体内時計を動かしている時計遺伝子には、個人差が大きいからです。系、系といったように、になりやすい遺伝子、になりやすい遺伝子を受け継いでいる場合ですね。一方、後的な場合は先的なタイプべ、変えやすいでしょう」(柴田さん)

もともと持って生まれた体質に逆らうのは難しい。明日からにすると、あまり意気込むのもストレスが溜まりかえってよくないとのこと。

タイプ健康リスクが高いこともあり、できれば生活に変えたほうがよいと思います。ただし、高齢者の極端なも、健康上よくないことがわかってきました。また、理に変えようとすると、そのことがストレスになり体内時計の働きが悪くなることがあるので、中間すとよいでしょう」(柴田さん)

まずは就寝時間をめ、も少しずつ早起きするように心がけたい。朝食を抜かないことも重要だ。理しないよう気をつけながら、健康的なへ移行することがよいようだ。

専門プロフィール柴田 重信
早稲田大学先進理工学部教授生理理学教室にて、胎内時計と生活習慣病、胎内時計免疫などの研究を行っている。
時間栄養科学研究会

教えて!goo スタッフOshiete Staff

朝型・夜型になる原因、遺伝子が関係していた!