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すんなりと寝てくれる子がいる一方で、母親を悩ませる「夜泣き」。赤ん坊がおこす行動であるため、なぜ夜泣きが起こるのかの原因については100%は明確にされていない。
そのため中には、夜泣きに悩む母親に対して、偏見を持つことを言ってくる人もいるようだ。しらべぇ取材班は、母親女性たちに話を聞いた。
(1)夜泣き=愛情不足
「子供がいる者同士で話していた時に、周りの人たちは『子供がよく寝る』といっていたので、『うちの子は夜泣きがすごくて』と世間話的に話しました。
そうしたら『昼間かまってあげている? 愛情が足りなくて寂しくて泣いちゃうことあるらしいよ?』と軽蔑した顔で言われたことがあり、つらかったです」(女性・29歳)
(2)障害の可能性を指摘する
「うちの子は夜泣きが本当にひどかったんですが、それを相談した先輩ママに『夜泣きの子は、なにかしらの障害があるらしいよ』と、言われたことがあります。
当時は心配してさまざまな医療機関に子供を診せに行きましたが、とくに何もなく、大きくなった子供も元気そのもの。心ないデマはなくなってほしい」(女性・42歳)
(3)夜泣きしない親の方が優れていると思う
「夜泣きがないというママ友に、『いいな。うちの子は泣くよ』と言ったら、『朝起きたら日光を浴びさせるの』など、誰もが知っている情報を上から目線で指導。
好意で助言…というより、夜泣きをしない子の親の方が優れているから、私がアドバイスしてあげる…という偉そう感じで言われて、すごく不快でした」(女性・34歳)
▪️睡眠欲を我慢してでも子育てを頑張っている!
しらべぇ編集部では全国20〜60代の男女1,357名に、「性欲、食欲、睡眠欲のうち、一番抑えるのが難しいと思う要求はどれか?」の調査をしたところ、最も多いのは「睡眠欲」という結果になった。
(©ニュースサイトしらべぇ)
夜泣きがひどい子を持つ母親女性たちは子供をあやすために一睡もできない晩もあるなど、多くの人が我慢できないと答えている睡眠欲を抑えて頑張っている。
夜泣きに苦しんでいる母親がいたら、根拠もないのに不安にさせることを言ったり、子育てを疑うようなことを言ったりするのではなく、いたわりの言葉をかけてあげたいものだ。
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