W杯出場を逃し決断 カシージャスも惜別ツイート「このようなあなたを見たくなかった」
イタリア代表はロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフでスウェーデン代表に2戦合計で0-1と敗退し、1958年のスウェーデンW杯以来60年ぶりとなる本大会出場権を逃す屈辱を味わった。ユベントスGKジャンルイジ・ブッフォンは、イタリア国営放送「RAI」のテレビインタビューで号泣しながら改めて代表引退を表明した。
6大会連続出場の金字塔を達成できなかった史上最強の守護神の悲しみの代表ラストマッチに、バイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキやヴィッセル神戸の元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキも惜しんでいる。
英雄守護神の最後はあまりに悲しい幕切れとなった。スウェーデンとの第2戦に0-0と引き分け、敗退が決まった直後に涙ながらに代表引退を表明。そんな英雄の最後を惜しむ声は、イタリア国外からも上がっている。
ポルトの元スペイン代表GKイケル・カシージャスは、号泣しながらインタビューに応じるブッフォンの画像をツイート。何度も対峙してきた好敵手の最後を惜しんだ。
「私はこのようなあなたを見たくなかった。これまで通りに、多くのことを成し遂げるあなたを見たかった。レジェンド、あなたに会えたことが誇りです。何度も対戦できたことは誇りです。あなたなら、まだフットボールの世界で喜びをもたらすことができるはず」
「すべての選手のアイドル」「レジェンド」
「レジェンド ジャンルイジ・ブッフォン」とツイートしたのは、ブンデス最強のストライカーとして活躍するレバンドフスキ。ポドルスキも「グラッツェ、ブッフォン。フィールド内外で最高の男の1人。レジェンド」とツイートした。
バイエルンの元フランス代表FWフランク・リベリーはインスタグラムを更新。ブッフォンに慰められる自分自身の写真とともに、「タフな対戦相手、偉大な個性、そしてすべての選手のアイドル。あなたの独特のキャリアをリスペクトします。元気を出してください、レジェンド」と称賛。悲しすぎる英雄の幕引きに、世界各国の名手も心を痛めていた。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
コメント