中間所得層が拡大している中国だが、それでも自動車は大半の人びとにとっては決して安い買い物ではない。それゆえを選ぶ際には、購入価格や維持費など、ざまざまなことを考慮する人が大半だと言えるだろう。

 中国車よりも高価となる輸入や合弁の販売には決め手となるセールスポイントが重要になってくるが、中国メディア今日頭条は4日、日系のセールスポイントの1つである「低燃費」は果たして事実なのかと疑問を投げかけ、測定結果によって検証する記事を掲載した。

 中国で販売される合弁にはドイツ米国韓国車、そして日系などがあるが、そのなかで日系が低燃費だというのなら他のとどれほど差があるのか、またいつから低燃費が日系のセールスポイントになったのかとした。

 記事は、低燃費が日系のセールスポイントになったのは、「1970年代に生じたオイルショックによってガソリンの値段が高騰したこと」がきっかけだったとし、日本自動車メーカーは燃費性の良いの開発に注し、排気量の大きいべて排気量の小さい日本オイルショックをきっかけに「低燃費」という強みを獲得したと論じた。

 しかし自動車の燃費について正確に較するには、「排気量の同じ較する必要がある」と摘し、同じ排気量のをターボエンジン自然吸気エンジンにわけて燃費を較しているが、結論として自然吸気エンジンを搭載した日系の燃費は確かに他の合弁べて優れていたと紹介した。

 一方で、日系と同等の燃費性を持つ合弁も存在することを伝え、中国車にとっても「日系は必ずしも戦えない相手ではなく、競争相手として捉えるべきであり、中国車より優れていると恐れる必要はない」と。これから巻き返しを図りたい中国自動車業界としては日系を過度に恐れるのではなく、追いつくことができる相手として見据え、努していくべきだとしている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供123RF

日系車の燃費性能は確かに優れているが勝てない相手ではない=中国報道