それいけ!アンパンマン」のドキンちゃん役や「ドラゴンボール」シリーズのブルマ役で知られる声優・鶴ひろみさんが16日、大動脈剥離のため亡くなった。突然の訃報に声優界やファンからは驚きと別れを惜しむ声があがり、ネットには鶴さんが演じたキャラクターを描いた追悼イラストが寄せられている。

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ドラゴンボール」シリーズを原作とした漫画「転生したらヤムチャだった件」の作者であるドラゴン画廊・リーさんは、ドキンちゃんブルマのイラストをTwitterに投稿。ドキンちゃんは「ドキンUFO」、ブルマは「カプセルNo.9バイク」とお馴染みのマシンに乗った二人が、笑顔を浮かべ顔を見合わせながら走る姿が描かれている。アニメ監督の春日森春木さんは、ドキンちゃんの大切なパートナー・ばいきんまんのイラストを投稿。渡そうと思っていたであろう花を落とし、膝をついて涙するばいきんまんの後姿を描き、別れを惜しんだ。また、鶴さんが演じたキャラクターをまとめた画像を作成するなど、海外のファンからも追悼の声があがっている。


鶴さんは、高速道路でハザードランプをつけて停車していた車の運転席で発見。シートベルトを締めたまま意識不明となっていた。病院に搬送されたが、その後死亡が確認。事務所は死因を大動脈剥離と発表している。鶴さんは、ドキンちゃん役やブルマ役のほか、「GS美神」の美神令子役、「らんま1/2」の久遠寺右京役、「みゆき」の鹿島みゆき役などで多数の作品に出演した。


画像はドラゴン画廊・リー氏のTwitterスクリーンショット