(demaerre/iStock/Thinkstock)
26日に放送されたTBS系バラエティ番組『林先生が驚く初耳学』の白熱教室では、「読書」がテーマに。ネットでは、林先生の意見に納得の声が目立っている。
■消滅する本屋に警鐘
林先生は文章は構造体であり、論理的な展開には熟練の技術が必要だと述べ、「文章の立体構造はどうすれば身につくのか」との質問には、「読書をすること」と回答した。
しかし、本を読むことに関して衝撃的な事実があると林先生は語った。
「全国の400以上の市町村には書店がない。本屋はフラフラ見てる中で『これ、いいな』という買い方をしますよね。ところが、ネット空間ではピンポイントで買う。寄り道、余剰、それが知なんです。無駄なくピンポイントというのは知じゃない」
電子書籍やネット通販の普及でピンポイントで本を購入できるようになったが、知を得ることを失ったと考えているようだ。
■視聴者からは称賛の声
ネットでは、「林先生さすが」など林先生を称賛する声が目立っている。
本屋はそこに行って何を買おうか迷う、見つける。思いもしない出会いがある。
「寄り道、余剰こそが、知」
林先生さすが!#初耳学— 館石直進 (@0711Naoyuki) November 26, 2017
確かに本屋さんなくなってるよね。#初耳学
— みっきー.。:+♡ (@mickey704) November 26, 2017
S》寄り道・余剰。これが本屋の醍醐味…♪
『あ、これ新刊出たんだ』って感じや、『お、コレおもろそう』って試し読みあったら読めるのも本屋の利点だもんなぁ。#初耳学— 名門Yルド団5代目時間帯責任者S道寺&T (@YrudoYrudo) November 26, 2017
■本屋にはよく行く?
全体では36.4%が、「本屋によく行くほうだ」と回答。男性は36.2%、女性は36.6%と、ほぼ同じ割合になっている。
(©ニュースサイトしらべぇ)
男性では20代と50代が40%前後と高め、一方女性は20代・30代と若い年代は4割を超えており、女子は本屋の利用率が高いようだ。
また、年代別だけでも20代が41.3%で最も高く、デジタルネイティブ世代が意外にもアナログな書店によく行くという結果となった。
ピンポイントで読みたい本を選ぶのも悪いことではない。しかし、書店で試し読みをしながらじっくり本を選んだほうが知識や見識を深めることができるかもしれない。
・合わせて読みたい→ジャケ買いや立ち読み・思わぬ出会いも…やっぱり本屋が好き
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
コメント