ニューカッスルを率いるラファエル・ベニテス監督がクラブ間の資金格差について不満を吐露している。イギリスメディア『スカイスポーツ』が27日報じている。
ニューカッスルは25日、ワトフォードに0-3で敗れ、直近4試合で全敗。ベニテス監督は資金格差による戦力の格差について不満を述べた。
「20ゴールできるストライカーを獲得するには、4000万ポンド(約60億6000万円)を支払わなければならないというのが現実だ。そして平均的なストライカーは2000万ポンド(約30億円)程度。我々は平均的な選手ですら獲得できない」
「私たちは誰で、どの順位に位置しているのかを理解する必要がある。現実は現実だ。上位チームに負け、そしてハダーズフィールド、ブライトン、バーンリーと競争しなければならない。しかし、我々はその競争するクラブが移籍市場で使う金額すら払えられない。我々は今夏何名かサインできたかもしれないが、賃金を支払うことができず獲得できなかった」
「これは我々のファンに向けたメッセージだ。一緒に頑張ろう。我々も選手たちを全力でサポートする。上位6チームとの資金格差はこれから悪くなるかもしれないんだ」
またベニテス監督は、冬の移籍市場でチーム改革を行うことができれば、シーズン後半に、プレミアリーグ降格を避けられる十分なポイントを獲得できると確信している。
「シーズン後半はより良い結果が得られるだろう。シーズン前半は20ポイントを目指す。そしてこれもファンへのメッセージだ。一緒に頑張ろう。そして選手はその応援に応えてくれるだろう。目標は何か? プレミアリーグに残留することは簡単ではない。しかし自信はある。時には勝つことも、負けることもあるだろうけどね」
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