7月12日からWindows Updateの最中にブルースクリーンBlue Screen of Death)が発生したWindows XPマシンが続出!と大きな話題になっていた。原因を探るのにちょうどいいと思い、およそ2週間近く起動していなかったWindows XPノートがあったのでWindows Updateを行ってみたところ、時間はかかったものの何事もなく自動更新が完了してしまった。

これでは、どのアップデート項目が悪さをしているのかも分からないと、いろいろと探し回ってしていたところ、
どうもシマンテック製のセキュリティソフトSymantec Endpoint Protection (SEP) 12.1.x」「Symantec Endpoint Protection Small Business Edition (SEP SBE) 12.1.x」をインストールしているPCで「ウイルスとスパイウェア対策の定義が2012年7月11日Rev.011」に更新された状態でWindows Updateを行うと、更新中にブルースクリーンになる可能性があるらしいということがわかった。または、Windows Updateではなく、このウイルスとスパイウェアの定義のアップデート中にブルスクが発生する可能性もあるみたいなのだ。

※ITライフハックでは、このソフトをインストールしている環境がないので再現性のチェックができていない。エビデンスのない不確定情報になってしまう点に注意されたい。

ただ、シマンテックのエンタープライズサポートのサイトにこの症状に関する記述があったので、それを紹介しておく。そこには、この症状に対応するためにはウイルス定義のロールバックを行う方法などが解説されているので、シマンテックの同製品を利用しているWindows XPマシン利用者は、ぜひともチェックし、対応できるのであればしてみるといいだろう。または、対応に困っていた管理者の方々も、サポートサイトをチェックすることをおすすめしたい。

なお、これ以外にもブルースクリーンの原因が判明した場合は、追加情報として掲載する予定だ。

togetterブルースクリーン祭りまとめ

シマンテックエンタープライズサポート:SEP12.1に2012年7月11日Rev.011のSONAR定義を適用するとブルースクリーンが発生する

■ITライフハック
■ITライフハック Twitter