女優の広瀬すずが、2018年1月からスタートする新ドラマ『anone』(日本テレビ系/毎週水曜22時)で、ネットカフェに住む少女役を演じるにあたり、人生で一番のショートカットに変身したビジュアルが公開された。併せて、すでに発表されている田中裕子に加えて、瑛太、小林聡美、阿部サダヲ、火野正平らが共演キャストに顔を揃えることも発表となった。

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 本作は、幼少期は天真爛漫だったにもかかわらず、両親とはある事件をきっかけに隔絶し、今はネットカフェ暮らしをする少女・辻沢ハリカ(広瀬)を中心に、真実の人間愛を見つけようとする人々の姿を描く。脚本は、社会派でありながら感動的な家族愛物語を描いたドラマ『Mother』『Woman』を手がけた坂元裕二が担当する。

 10代最後となる作品に出演するにあたって、バッサリ髪を切った広瀬は「首が寒いですね」と笑いながらも、前髪は長めにしてほしいなど、自分の意見を取り入れてもらったそう。「自分の前髪が目の上にある感じが落ち着く、小学校の頃の感覚がパッと思い出されてきて、世の中に対して一枚フィルターがかかっている感じがほしい」とお願いした結果、これまでで一番短いヘアスタイルになったとのことだ。

 共演陣に対して、「本当にこの中にいて大丈夫か、というプレッシャーがあります」というが、「先輩方の色々なものを観察したいですし、楽しみです!」と意気込みを示す。「この作品には、不意に涙が出るとか、唐突にズキューンと撃たれるもの、感じられるものがすごくたくさんあります」と語る広瀬は、「痛みとか、生きているからこそ見られるもの、感じられるものが、世代に関係なく生々しく描かれていますので、ぜひ皆さんに見てほしいです」と作品の魅力をアピールした。

 また、坂元作品3度目の出演となる瑛太は、「自分が何処まで枠を超え飛んでいけるか想像するだけで心がぐらついています」としながらも、「全身全霊で良い作品作りをしていきたい」と意欲を見せている。

 新ドラマ『anone』は、日本テレビ系にて2018年1月より毎週水曜22時放送。

『anone』に出演する広瀬すず、ベリーショートヘアに変身(c)日本テレビ