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2018年3月から4月にかけて、東京Bunkamuraシアターコクーン大阪ノ宮ピロティホールで『そしては途方に暮れる』が上演されることが決定した。本作は、1996年に自身の劇団「ポツドール」を旗揚げし、近年は映画監督としての活躍も覚ましい三浦大輔による新作。2014年ぶりとなる待望の新作で三浦が描くのは、刹那的な“恐怖”から逃れるためだけに、あらゆる人間関係を壊したまま修復も試みず、その結果、の片隅で呆然と立ちすくむ青年の「どうしようもない逃亡記」。

演を務めるのは、藤ヶ谷太輔Kis-My-Ft2は、本作がシアターコクーン初登場となり、三浦が描く「人に怒られたくない」という他もない理由から、家族と友人を裏切り続け、“怠慢”“絶望”“孤独”に向き合う難役に挑む。

このほか、演じる青年人役には前田敦子、親友役には中尾明慶役には江口のりこ、学生時代の後輩には三村和敬、バイト先の先輩には亮太朗(ポツドール)、母親役には筒井真理子、家族から逃げていった父親役には板尾創路が決定。

上演決定にあたり、作・演出の三浦前田中尾尾よりコメントが届いている。

三浦大輔(作・演出)
ささいなことの積み重ねで人間関係を断ち切っていった果てに、自分が一人ぼっちになった間というものをリアリティをもって描きたかった。どうしようもない逃亡劇です。逃げるということは、自分の作品の一つのテーマ。何かから逃げる間を、人はだれでも持っている。それが積み重なった果てに、自分は人とのつながりの中で生きているということを実感できる、という話にできたらと思っています。お客さんにも主人公の「どうしようもなさ」も含めて共感してもらえたら嬉しいです。
さんは、佇まいから役と重なりあう部分を感じました。普段はやかな世界の中にいるけれど、いろいろなことに達観していて、普通青年でもあり、ただの優等生でない雰囲気も持っている。彼の新しいイメージを作り出せたらと思っています。前田さんは、いつももっと普通彼女を見たいと思っていて、前田さんの素の部分が見えればいいなと思い、等身大の女性を描きました。中尾さんは、良いヤツで明るくて好青年というイメージが強いので、“実は・・・”“だけど・・・”という面をこの作品で見せれればと思っています。尾さんは、どんなに突飛なことを言っても説得がある方。尾さんによって役もさらに膨らみましたし、この役をお任せできる方だと強く思っています。

藤ヶ谷太輔
自分の中で挑戦し続けたいお仕事の一つが「舞台」なので、今回出演のお話を聞いた時は何より嬉しかったです。三浦さんの作品を拝見しまして、セクシャルな部分、そして人間の本質をとてもリアルに描く方、というイメージがあります。今作品では、普通価値観の人が、人間関係から逃げ続け後戻りできず孤独になり、絶望の果てでどのようになるか、今まで演じてきたキャラクターとは一味違うとても難しい役になるのではと思います。三浦さんにすべてを委ね、鍛えていただきたいです。稽古はこれからになりますが、すごくリアル追求したもが感情移入できる作品になると思います。ぜひ、劇場で体感しにいらしてください。

前田敦子
三浦さんとは以前お会いした時に「いつかやりたい」と言ってくださっていて、その言葉を信じていたので、今回すごく嬉しいです。三浦さんの作品は舞台なのに、映像と舞台の狭間のような不思議な感覚を持たせてくれる。今回の作品は日常的な出来事を描いていて、どこまでが自然でどこまでが舞台なのかをどういう演出で用意してくださるのかとても楽しみです。一見キラキラしたメンバーが、この作品世界の中にどう存在するのか、私たちにとっても挑戦だと思います。どこか当たり前にあって、にでもあるような心のの闇に私たちも入り込めるのか、楽しみにしていて欲しいと思います。

中尾明慶
この作品にお掛けいただいたのは意外でした。三浦さんの作品は日常的な雰囲気で、芝居のようでいて 芝居でない空気感を持っている作品が多いと思うんです。これまで自分が出演してきたものとは違うので不安もありますが、稽古を経てどうなっていくのか、とにかく楽しみです。くんは2度の共演で、前回も幼馴染と設定は似ていますが、作品の雰囲気がまったく違うのと、前回からも時間が経っているので、三浦さんの演出でお互いどうなるのかも楽しみです。

板尾創路
三浦さんは演出の表現もあきらめない方、と聞いているので、どういう料理されるのか、楽しみでもあり、不安でもあります(笑)自身も映画を撮っていますが、演出してもらう時は基本的にはゆだねたいので、初めてご一緒しますし、期待と不安と、その先にいるお客さんがどのくらい喜んでいただけるのか、ワクワク感がすごくあります。さんのお父さんの役ですが、自分自身もそんなにいい父親でもないし、自分の親もそうだし、若者とおじさんの息遣いの違う感じも見せられたらと思っています。

『そしては途方に暮れる』は、2018年3月6日(火)から4月1日(日)まで東京Bunkamuraシアターコクーンにて、4月9日)から4月15日(日)まで大阪ノ宮ピロティホールにて上演される。チケットは、2月3日(土)より一般発売開始。

あらすじ
菅原裕一()は、フリーターで自堕落な生活を送っている。とあるきっかけで、人・鈴木里美前田)、親友・今井伸二(中尾)、バイト先の先輩田村修(村)、学生時代の後輩三村)、・香(江口)、更には・智子(筒井)をづる式に裏切って、あらゆる人間関係から逃げ続けることになり、 後戻りできなくなる。しかし、最後に偶然にも、家族から逃げていった・浩二(尾)に出会い、裕一の中の“何か”が変わる。
特段、裕一が人のから外れた「悪い人間」というわけではない。何かの歯車が狂い、このような事態に陥るが、でも一つボタンを掛け違えたら、彼のようになりえるのではないかと思えるくらい、ただただ、そこら辺にいそうな普通価値観の人間なのである。裕一はなぜ逃げ続けたのか、最後にどのような決断をするのか・・・。

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