二刀流”実現をすため「時間に余裕のある球団を探している」と分析

 日本ハムからポスティングシステム(入札制度)を利用してメジャー移籍を大谷翔平投手が4日(日本時間5日)、滞在先のロサンゼルスメジャー7球団との直接交渉をスタートさせた。大谷の代理人を務めるネズ・バレロ氏は各球団に事前に“質問状”を送り、書面でのプレゼンを通過した7球団が面談までこぎ着けた。移籍先の有補とされていたヤンキースは書類選考で“落選”。まさかの展開に衝撃を受けたNYの地元ニューヨークデイリーニュース」は大谷“削り”を展開したが、ドジャースの地元ロサンゼルスタイムズ」のディラン・ヘルナンデス記者は自身のツイッターっ向から反論した。

 NYの地元デイリーニュース」は、ヤンキースが「ラッキー7」と呼ばれる“1次選考”通過球団から漏れ、大谷は「西海の小都市」を好むと報じられた“負け惜しみ”か、4日付けの一面で大谷写真とともに「なんてチキン(意気地なし)だ!」という辛辣な見出しを躍らせた。さらに、面を紹介するツイッターでは「舞台負け:ショーヘイ・オオタニはヤンキースプレーすることに怖じ気づいた」と大谷“削り”。すぐさまファンから大いに反発を受けた。

 同じく、これにっ向から反論したのが「ロサンゼルスタイムズ」のヘルナンデス記者だった。

「オオタニが大都市を恐れているとは思わない。彼は高校時代から日本的に有名だ。メジャー二刀流選手として結果を出すには時間がかかるだろう。彼はその時間を与えてくれる余裕のある球団を探しているのだろう。優勝補ではない球団の方が辛抱強くいるだろう」

 ヘルナンデス記者は、高校時代から“スーパースター”だった大谷日本の注を一身に浴び続けているだけに、ニューヨークで受けるであろうプレッシャーを回避したわけではないだろう、と推察。メジャーでも“二刀流”の実現をすためには、ヤンキースのように優勝を至上命題とするチームよりも、育成に時間を掛けられるチームの方を好むのではないか、という見解を示した。

 さらに「もし優勝を争うチームでオオタニに対応できるところがあるとすれば、ドジャースだろう」と予測。ドジャース先発投手の選手層が厚いため「先発ローテの融通が利き、創造的な文化を持っている」とし、優勝を争う一方で大谷が適応するための時間を与えられると分析している。

 直接面談を経て、大谷が最終的に選ぶのは、7球団のうちどこか。結論は22日(同23日)までに出される予定だ。(Full-Count編集部)

去就が注目される日本ハム・大谷翔平【写真:田口有史】