2週連続でback numberの新曲「き」が1位を獲得。前々週は3位だったものの、見事V字回復を果たした。ボーカル清水依与吏は、愛しい人への摯な気持ちを常に歌に込めてきた人であり、そんな心の揺れを、いわば“ぼやき”のような吐露を用いて実に見事に描いてきた。今週2位ランクインした「クリスマスソング」では、<サンタとやらに頼んでも仕方ないよなぁ><の事だけをずっと考えていて欲しい でもこんな事を伝えたら格好悪いし>とつぶやく。また今週5位にランクインした「ハッピーエンド」では、<今すぐに抱きしめて 私がいれば何もいらないと それだけ言ってキスをして なんてね だよ ごめんね>と本音がこぼれる。けれども本作「き」では、そういった感情が匂い立つような独的な要素をあえてなくしているように思える。<幸せとは が降るしいが 繰り返すようなものじゃなく 大切な人に降りかかったを差せる事だ>。“綺麗事よりも、とにかくそばにいることが大事”だとっ直ぐに伝える歌詞からは、ギミックなしで実直さがしんしんと伝わる。本作が題歌となっている映画『8年越しの 奇跡実話』(12月16日開)に寄り添う世界観であり、飾らないback numberの姿が垣間見える1曲だ。

3位には「色と(+ 菅田将暉)」、4位には「LOSER」と米津玄師が続けてランクインし、人気をキープ。特に「LOSER」は2016年9月リリースの楽曲ながら高ランクを維持し続ける稀有な曲。<アイムアルーザー どうせだったら遠えだっていいだろう>と負けを認めながらも諦めない姿がられ、多くの人の心に届いているようだ。

また平井堅の「ノンフィクション」が、前週27位からの大幅ランクアップを果たし6位にランクインしているのも今週のポイント11月28日に放送された『Best Artist 2017』(日本テレビ系)にて歌唱された本作に、めて心を揺さぶられた人が多くいたようだ。<描いた夢はわないことの方が多い>という、なんとも印的なフレーズからスタートする「ノンフィクション」。<生きることを時々やめたくなる><人生は苦痛ですか? 成功が全てですか?>とたたみかけるその歌詞には、思わずぎゅっと押しつぶされそうになる。そんな時に“頑ろう”と励ますのではなく、“立ち上がれ”と鼓舞するのでもなく、<はあなたに あなたに ただ 会いたいだけ>と告げる。そのままのあなたに<会いたいだけ>。いろんな気持ちをそっと包んでくれるこの優しいフレーズ平井の温かな歌に、救われた人も多いのではないだろうか。

その他、8位の欅坂46「に吹かれても」や、9位、10位のWANIMAなども『Best Artist 2017』の影からかランクアップを果たす結果となっている。

back numberの「瞬き」がV字回復で見事1位!『Best Artist 2017』効果で平井堅、欅坂46、WANIMAがランクアップ!!<歌ネット週間ランキング>