テイラー・スウィフト6thアルバム『レピュテーション』が、通算3週1位を獲得した、今週のビルボード・アルバム・チャート。

 先週獲得した232,000ユニットから、今週は147,000ユニットまでダウンしたものの、3週連続で10万ユニットえ、2位以下と大きく差をつけての首位獲得となった『レピュテーション』。本作は、これまでスポティファイなどのストリーミング配信サービス提供していなかったため、ポイントのほとんどは実売(ダウンロードパッケージセールス)によるものだったが、12月1日より全曲のストリーミング配信が開始されたため、次週以降はこのストリーミングポイントアルバムユニット数に追加されることになる。4週1位獲得も確実か。

 先週の5位から2位に再浮上したのは、アカペラグループペンタトニックスクリスマスアルバムペンタトニックスクリスマス』。昨年10月に発売されたオリジナル盤に、新曲5曲が追加されたデラックス・エディションとして11月22日に再リリースされ、先週TOP10内に返り咲いた本作は、今週さらにセールスを伸ばし、1週間でおよそ70,000枚を売り上げた。2014年リリースしたクリスマスアルバム第一弾『ザッツ・クリスマス・トゥ・ミー』も、前週の33位から16位へ上昇している。

 ペンタトニックスの他にも、先週の23位から9位へ再びTOP10入りした、マイケル・ブーブレの『クリスマス』や、44位から23位へランクアップした、グウェン・ステファニーの新作『ユー・メイク・イット・フィール・ライク・クリスマス』、67位から31位に上昇したマライア・キャリーの『メリークリスマス』など、人気アーティストクリスマスアルバムが一気に順位を上げている。幅広い層に支持されている、フランク・シナトラの『アルティメイトクリスマス』は94位から54位へ、ヴィンス・ガラルディの『スヌーピーメリークリスマス』は80位から41位に、それぞれ上昇した。次週以降、12月に入ってからの集計では、クリスマスアルバムの売上・順位はさらに伸びることが予想される。ペンタトニックスは、2度のNo.1獲得も期待できるかもしれない。また、パッケージ・セールスの強いカントリーアーティストや、ベテランシンガーアルバムは、クリスマスシーズンにセールを行うため、過去リリースしたアルバムが再び上位にランクインするのも、毎年の傾向でもある。

 10位には、ラッパーのファボラスとジェイキスによるコラボアルバム『フライデー・オンエルム・ストリート』が初登場した。ニューヨーク州出身の両者による初のコラボ作品で、ゲストにはフューチャーやフレンチ・モンタナ、ヨー・ガッティスウィズ・ビーツなどの人気ラッパーたちが参加している。ファボラスは、2001年デビューアルバムゲットー・ファボラス』(最高4位)など本作で6作ジェイキスは同2001年デビューアルバムキス・ザ・ゲーム・グッドバイ』(最高5位)から5作連続のTOP10入りとなった。シングル曲のヒットはなかったものの、初動33,000ユニット(内アルバムの売上は18,000枚)を獲得している。ちなみに、アルバムカバー映画13日の金曜日』の舞台となった、クリスタルレイクのキャンプ場とのこと。


Text本家一成

※関連リンク先のビルボード・チャートの掲載は、12月6日22時以降予定となります。

◎【Billboard 200】トップ10
1位『レピュテーション』テイラー・スウィフト
2位ペンタトニックスクリスマスペンタトニックス
3位『スリルオブ・イット・オール』サム・スミス
4位『ザ・アンソロジーパート1、ザ・ファーストファイブ・イヤーズ』ガース・ブルック
5位『÷(ディバイド)』エド・シーラン
6位『ストーニー』ポストマロー
7位『ビューティフルトラウマピンク
8位『Luv Is Rage 2』リルウージーヴァー
9位『クリスマスマイケル・ブーブレ
10位『フライデー・オンエルム・ストリートファボラス&ジェイキス

【米ビルボード・アルバム・チャート】テイラー・スウィフト首位キープ、クリスマスAL急上昇中