12月2日にスタートした、オトナの土ドラ「オーファン・ブラック~七つの遺伝子~」(毎週土曜夜11:40-0:35フジ系)の制作発表に、出演する知英、竹中直人、西銘駿が登壇。意気込みなどを語った。

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主演で“1人7役”を務める知英は「1人の役を演じるのも大変なのに、7役を演じるなんてできるのかな、と思いました。ですが、原作を見たら本当に面白かったので、大変ですけど頑張りたいです」と意気込んだ。

また、知英は「現場に行って、2~3人を演じる日は、主人公・沙羅のメークのまま別人役としてリハーサルをして、また沙羅に戻って演技をしたり。とてもこんがらがりますね」と、“1人7役”ならではの苦労を明かした。

映画で知英と共演した竹中は、知英へのアドバイスを求められると「私はずっと素人みたいなものなので。アドバイスなんて偉そうなことはできません。知英は人間性が力強く、何だってできるだろうと思っているので、けがだけは気を付けてもらえれば」と、アクションシーンが多い知英の体をいたわった。

さらに、ドラマの内容にちなみ「自分に似た人はいるか?」と聞かれた西銘は「僕は“りゅうちぇる”さんに似てるってよく言われるんですよ(笑)。仮面ライダー時代はすっと金髪だったので、りゅうちぇるさんが出ているバラエティー番組を見て『僕、出てたかな!?』と思ってしまいました」と明かした。

そして制作発表後、主演の知英が囲み取材に応じた。

■ 知英 囲み取材コメント

――1人7役の挑戦ですが、一番難しかった役やはまった役は?

子どものいる役が2役あり、うち1役はシングルマザーです。きちんと“お母さん”という役をできるのか不安がありました。でも実際やってみて、子どもが好きなので楽しいですね。

どの役が難しいというよりも、それぞれの役でどのように差を出すかが私の中では大きな課題です。

――方言のある役もあるようですが、いかがですか?

方言指導の方に指導してもらったり、耳で覚えたり。秋田弁は「あや、どうすべ」とか「おばんです」とか話しています。すごく難しいけど、標準語よりリズムやイントネーションが激しくて楽しいですね。

――義理の弟・薫役の西銘駿さんと共演された感想は?

弟ができたようで、すごくうれしいです。私はグループに所属していたときは末っ子だったし、家族の中でも末っ子。どこにいても一番年下で、私より年下の人にはどうすればいいか分からなかったんです。

でも、西銘さんはすごく優しくて明るいし、すごく元気をもらっています。撮影の合間には「KARAの曲聴いたよ」と言ってくれました。

――もし、自分が違う人に成り済ませるなら、どんな人になりたいですか?

動物園で働きたいです。動物がすごく好きで、小さい頃も働きたいと思っていたし、今はパンダがすごく好きなので。この間パンダ上野動物園で生まれたので、パンダをケアする職員もいいですね。

――ことしを振り返ってどんな1年でしたか?

前半は、竹中直人さんと共演した映画があり、コンサートやアルバムも出すことができました。夏はあまり作品には出ませんでしたが、自分を磨く時間として使ったからこそ、今の忙しい時期を乗り越えることができていると思います。

今は1人7役ということで、まだ自分でも「ちゃんとできているかな?」と不安になることもありますが、ことしの終わりは“何人かの自分”と共に、体に気を付けて年明けに臨みたいです。(ザテレビジョン

「オーファン・ブラック~七つの遺伝子~」に出演中の西銘駿、知英、竹中直人(写真左から)