アリゾナ州のスタートアップ企業Zero Mass Water」は、太陽と大気中の蒸気から飲料を生成するソリューション「SOURCEソース)」を開発。

2015年以降、米国のほか、メキシコエクアドルヨルダンなど、世界8カで導入されている。

・ソーラー電力と特殊素材で大気中の水蒸気を効率よく吸収

SOURCE」は、ソーラーネル太陽から発電し、その電で熱を発生させ、特殊な吸湿性素材を使って大気中の蒸気を効率的に吸収する仕組みが特徴だ。

蒸気は、滅菌されたのち液化してとなり、味や栄養成分が最適になるようミネラルが添加された上で、パネル下のタンクに貯蔵され、管を通じて蛇口に到達するという流れ。

日照や湿度の条件によって異なるものの、一日あたり4リットルから10リットルの飲料を生成することができる。

また、「SOURCE」はネットワークに接続され、性クオリティが最適となるよう常時モニタリングされており、ユーザーは、飲料の生成量や消費量などをリアルタイムでいつでもチェックすることが可だ。

・世界中どこでも簡単に設置し、安全な飲料水を確保できる

SOURCE」は、外部電を必要とせず、送電線やインフラなどのインフラにも依存せずに、どこでも簡単に設置でき、日光空気だけを使って、清潔で安全な飲料を生成できるのが利点。

衛生的な飲料が十分に行き渡っていないや地域のほか、災害時における飲料の供給手段としても、世界各地で幅広く活用できそうだ。(文 松岡由希子)

Zero Mass Water

日光と空気から飲料水を生成するエネルギー自立型ソリューション「SOURCE」