スポーツ界の名場面総集編」…7月広島戦で50m独走ドリブルから劇的決勝弾

 2017年スポーツ界を沸かせた名シーンを連日にわたって振り返る「名場面2017」。今回は7月サッカー関根大(当時浦和レッズ/現インゴルシュタット)が見せた「マラドーナえ弾」だ。J117節の広島戦、後半アディショナルタイムに勝利を呼び込む値千の決勝ゴールアルゼンチン英雄ディエゴ・マラドーナえる6人抜きをJリーグ公式Youtubeチャンネル動画付きで紹介し、大きな反を呼んだ。

 “マラドーナえ”を果たしたのは、22歳の若武者だった。

 J1リーグ戦・第17節の広島戦、3-3で迎えた後半アディショナルタイム。相手が3人密集した中盤左サイドボールを持った関根は、細かいボールタッチで加速。2人の間をすり抜けるように突破し、一で3人を置き去りにすると勢いは止まらない。

 中央に切れ込むと、ペナルティエリア手前で滑り込んでブロックしようとした4人を右足のシュートフェイントで交わした。そして、フィナーレは一気に訪れる。

 ペナルティエリアに侵入すると、立ちはだかった2人のDFを右サイドに流れながら、一の加速で抜き去り、6人抜きを達成。そして、度のないゴールサイドから右足を一。強シュートニアサイドをぶち抜き、ゴールネットを揺らした。

2017年の「Jリーグ年間最優秀ゴール賞」に選出

 約50メートルを独走し、かつてワールドカップで5人抜きを披露したアルゼンチン代表FWマラドーナえる6人抜き。しかも、連敗を3で止める劇的なロスタイム弾に埼玉スタジアムは揺れに揺れた。

 動画開したJリーグ公式Youtubeチャンネルでも「凄すぎ」「本当に感動した」とコメント欄は感嘆のであふれた。

 この“マラドーナえ弾”は、12月5日に行われた2017Jリーグアウォーズで「年間最優秀ゴール」に選出され、その価値をさらに高めた。現在ドイツへ渡り、2部のインゴルシュタットで挑戦を続ける関根の向こうでも、強インパクトを残すスーパーゴールが期待される。

ジ・アンサー編集部文 text by The Answer

現在インゴルシュタットに所属している関根貴大【写真:Getty Images】