女納棺師を軸に故人の見送り方を描いた映画「おみおくり」の公開初日が決定。ポスタービジュアル、場面写真が解禁された。

【写真を見る】高島礼子はベテラン納棺師・満島弥生を演じる

本作の原案は、永井結子著の「今日のご遺体 女納棺師という仕事」(祥伝社黄金文庫刊)。故人との別れる瞬間の7つのエピソードを軸に、二人の女性納棺師の心の成長を描く。

さまざまな「死」の現場にある、さまざまな悲しみの向こう側に見える、故人への溢れんばかりの愛。今回解禁されたポスタービジュアルでは、そんな悲しみと愛が対比する現場を見守りながら、自分自身を見つめ直していく二人の女性納棺師をメインに、温かみに溢れたビジュアルとなっている。

主人公のベテラン納棺師・満島弥生を演じるのは高島礼子。満島に弟子入りして納棺師を目指す河村亜衣役を文音が演じる。

メガホンを取り、脚本も手掛けたのは「ピカレスク―人間失格―」「棒の哀しみ」の伊藤秀裕。人の「死」に直面する悲しい現場を繊細に描き、見送る人たちと見送られる人との心温まる愛と成長の物語を誕生させた。

本作は、2018年3月24日(土)から有楽町スバル座ほか全国で順次公開。

■ あらすじ

愛する人との悲しい過去を背負う女納棺師・満島。一方、子供の頃に両親を交通事故で亡くした亜衣は、フラッシュバックする事故の悪夢に苦しめられていた。

ある日、知人の葬儀の場で弥生に出会う。遺体を修復し、きちんとお見送りができるようにしてあげる満島の姿が、亜衣の脳裏に刻まれる。そして亜衣は、自分にきちんと向き合うため、満島に弟子入りしようと決意する。

さまざまな「おみおくり」の現場に接しながら、亜衣は自分の心の闇から徐々に解き放たれてゆく。やがて亜衣は、彼女を暖かく見守る満島の悲しい過去の出来事を知ることに…。(ザテレビジョン

高島礼子&文音が女納棺師の師弟に