今回は、年末年始のパーティーでも役に立つ、表面こんがり、中ジューシーロースポークをストウブのココット鍋だけで焼き上げるレシピです。

オーブン代わりに使えるストウブ鍋は超高機能

 フライパンで表面を焼き固めた後、熱で豚肉を包み込むようにオーブンを使って仕上げるロースポークは、いつでも食べたいご馳走メニュー。ストウブでつくる理由は、油なじみがよく、焦げつきにくく、さらにゆるやかな加熱と高い保温性という、ロースポークづくりに最適な機能を持っているからです。

 ご馳走献立としてはもちろん、また常備菜として作っておけば、チャーハンサラダなどの具材としても便利に使えるうえ、年末年始のホームパーティーでも喜ばれること間違いなし。覚えておくとすごく便利な一品です。ぜひ作ってみて、お楽しみください。

ストウブで作る「ローストポーク」のレシピ

材料(作りやすい分量)

・豚のかたまり肉……約400g ※タコ糸を使い、全体の厚さが均一になるよう整える
・塩……少々
・EXVオリーヴオイル……大さじ3
バター……20g

玉ねぎ……1個 ※1cm幅に切る
セロリ……1/2本 ※1cm幅、長さ5cm
ローズマリー……3~4本
・白ワイン……100cc
・白ワインヴィネガー……大さじ2

マスタード……大さじ1
マスタード(粒)……小さじ2
はちみつ……小さじ1~1・1/2

ピーマン……1~2個 ※1cm幅に切る
・プチトマト……8個 ※ヘタをとり、ヘタがあった部分に浅く切込みをいれる

・塩……適量
・胡椒……適量

作り方

(下準備)
・豚肉を常温に戻し、脂の部分に軽く包丁で切り目を入れ、塩をする
・鍋にEXVオリーヴオイル大さじ1を入れ、ピーマンとプチトマトをさっと炒め、取り出しておく

1.温めた鍋にEXVオリーヴオイル大さじ2を入れ、豚肉のすべての表面をこんがり焼き付け、取り出す。豚肉を取り出した鍋にバターを溶かし、さらに1cm幅に切った玉ねぎセロリを入れ、ざっと炒める

2.鍋の中の玉ねぎセロリの上に、1.の豚肉を載せるように戻し、ローズマリー、白ワイン、白ワインヴィネガーを入れ、蓋をして蒸し焼きにしていく。豚肉の温度が均一に約60℃(以上)になったら(豚肉の中心に串を刺して透明な肉汁が出てくる頃が目安)取り出し、アルミホイルで包んで休ませる。

3.鍋に、下準備しておいたピーマンとプチトマト、2種類のマスタードはちみつを入れ、ほんのりとろみが出てくるぐらいに煮つめ、“食べる野菜ソース”を作る。

4.豚肉を切ってみてロゼ色がわずかに残るぐらいの白っぽい色になったら、スライスして塩・胡椒をし、器に盛る。野菜ソースを添えたら出来上がり。

ポイント

ロースポークには赤身と脂のバランスがよい肩ロースがおすすめです。
アルミホイルで休ませることで肉汁がバランスよく全体に行きわたりますので、休ませることを忘れずに。

 出来たてはもちろん、冷めても美味しいロースポークは、前述したように、家呑みやホームパーティーなどの集まりの際に、事前に作っておけるのでとても重宝する献立です。シンプルにそのままで、テイストを変えて野菜ソースと一緒に、またスライスした豚肉を野菜ソースを作った鍋に戻し入れ、鍋ごとテーブルに出していただくスタイルも楽しいですね。ぜひ一度お試しください。

「ローストポーク」にぴったりのお酒は?

 赤ワインの品種として知られるピノ・ノワールを主体に作られたシャンパーニュ「GATINOIS(ガティノワ)」。ふくよかな味わいとともに口中に広がるエレガントさのバランスがすばらしいシャンパーニュで、お肉料理にも寄り添ってくれる懐の深さを持っています。シャンパーニュ地方の中でもピノ・ノワールの銘醸地と言われているAy(アイ)村の畑を所有している作り手ガティノワのシャンパーニュ、ぜひお楽しみください。

DATA

STAUB ピコ・ココット ラウンド 24cm ブラック

STAUB ピコ・ココット ラウンド 24cm ブラック

問:ストウブ(ツヴィリング J.A. ヘンケルス ジャパン
www.staub.jp
TEL:0120-75-7155
24cmブラックグレーマスタードチェリー34,000円(税抜)
24cm グレナディンレッドグランブルーバジルグリーン35,000円(税抜)
※今回は24cmのサイズを使っていますが、もうひとつ小さい22cmのサイズでもOKです。

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GATINOIS GRAND CRU BRUT TRADITION

GATINOIS GRAND CRU BRUT TRADITION
(ガティノワ グランクリュ ブリュット・トラディション)

問:カーヴ・ド・プティットメゾン
住:東京都世田谷区上馬3丁目6-14
TEL:03-3421-3800
5,680円(税抜)

プロフィール

文・写真/奥田ここ

築地市場を「師」とあおぎ、旬の食材を中心にした和食及びイタリア料理の料理教室を主宰するほか、外国の方の参加や築地市場内での料理教室など、国内・海外で様々なスタイルの教室を開催。各種媒体・広告へのレシピ提供や、食材産地の取材、食に関するさまざまな話題の企画・執筆に加え、個別の要望に応じた出張料理など、国内外問わず活動中。
https://www.instagram.com/kokookuda/

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