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昆虫や動物、植物などの図鑑は、子供の頃に夢中に読み込んだ人も少なくないだろう。そんな生物の世界に没入できる企画展が、東京・台場の日本科学未来館で行われている。
■図鑑『MOVE』が生き物の世界を体験に
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11月29日から開催されているのは、『MOVE 生きものになれる展』。講談社の『動く図鑑 MOVE』による、遊びと学習を組み合わせたエデュテイメントだ。
水の上を走るトカゲの仲間「バシリスク」や、シマウマを狙うライオン、ペンギンやダンゴムシなどになって、その生態を楽しめるコーナーなどが用意されている。
■ダンゴムシの甲羅をかぶって身を守る
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スモール・ガーデンで体験できるのは、身近な生きもの、ダンゴムシのなりきり。這いつくばって移動し、アリ役のスタッフや保護者が攻撃すると、丸まって身を守る。
単なるアトラクションではなく、「丸まる理由」が掲示されているのも図鑑らしいコンテンツだ。
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■ペンギンになって巨大ザメの口へ
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氷の上を腹ばいですべるペンギンの習性を体験するための、すべり台も。しかし、すべり台の下は、150万年前に絶滅した全長約20メートルとも言われるサメの一種「メガロドン」の口の中。
(特別な許可を得て内部から撮影)
楽しそうにすべり降りていくのはある意味シュールだが、鋭い牙の内側にも新しい歯が見え、歯が生え変わり続けるサメ独特の仕組みも学ぶことができる。
■おならや尿の匂いを嗅げるコーナーも
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体験は、着ぐるみやアクションだけでなく、嗅覚でも。ゾウの糞やトラの尿などの匂いを嗅げるコーナーは、子供ならとくに興味津々のテーマだろう。
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中でも、威嚇のために発射される「スカンクのおなら」の匂いは、強烈。子供たちも「うわっ!」と顔をしかめていた。
■インスタ映えもたくさん
巨大な作り物はもちろんのこと、他にも写真に撮りたくなるさまざまなコーナーが。たとえば、「青い宝石」とも呼ばれる美しいモルフォ蝶の羽を背負うこともできる。
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実際の蝶も、お腹サイドの羽の色は地味な茶色のため、このように「見返り美人」スタイルで写真を撮る人が多いそうだ。
■休日は「50分待ち」も
この企画展は、来年の4月8日まで開催されているが、公開されたばかりということで、休日には親子連れを中心に4〜50分程度の待ち時間となることも。当日の混雑状況は、イベントの公式ツイッターでも確認可能だ。
このイベント限定の図鑑やグッズなども販売されている。
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