レンジャーズパドレスなどが獲得検討を明言

 11日(日本時間12日)からフロリダ州オーランドで始まったウインターミーティングが14日(同15日)に閉幕した。日本人選手に具体的な動きはなかったが、救援投手市場に大きな動きが見られた。

 カージナルスは右腕ルーク・グレガーソンと2年1100万ドル(約12億3500万円)で契約。マリナーズフアン・ニカシオと2年1700万ドル(約19億800万円)、カブススティーブ・シーシェックと2年1200万ドル(約13億4700万円)、ツインズフェルナンド・ロドニーと1年450万ドル(約5億500万円)、ナショナルズブランドン・キンツラーと2年1000万ドル(約11億2300万円)、アストロズジョースミスと2年1500万ドル(約16億8400万円)で契約したと伝えられている。

 最近は強固なブルペンを持つチームプレーオフ進出、ワールドシリーズ優勝を果たしており、今オフはこれまで以上に各チームが救援補強に力を入れ、手頃な選手の“争奪戦”を繰り広げている。その中で、海外FA権を行使してメジャー移籍を目指すオリックス平野佳寿投手、ポスティングシステム(入札制度)を利用してメジャー移籍を目指す西武の牧田和久投手の獲得を複数球団が検討。パドレスのAJ・プレラーGMは両者が獲得候補リストにあることを認めると同時に、レンジャーズ関係者は「パワーで押す平野よりも、アンダースローの牧田の方が面白い存在」と明かした。

 カージナルスタイガースなども獲得を検討していると報じられており、平野の代理人事務所関係者は「複数のチームから契約の打診をいただいている」とウインターミーティングでの手応えを語り、年内決着の可能性も示唆した。平野は10月アメリカプレーオフを観戦しているが、契約前には再渡米し、候補球団の球場を実際に訪れるプランもあるという。

 メジャーではクリスマスを迎える25日、そして大晦日31日の前に、契約が立て込むことも少なくない。平野、牧田の両投手にとって、まずは25日という日程が1つの目安になりそうだ。(Full-Count編集部)

去就が注目される牧田和久【写真:荒川祐史】