ウォルト・ディズニー・カンパニーが、21世紀フォックスを524億ドル(約5兆9000億円)で買収することが決まった。ディズニー12月14日に、フォックスとの全株式取得やフォックスの債務137億ドル(約1兆5000億円)を引き受ける契約が同意に至ったことを発表した。

今回カギとなるのは、ディズニーのCEOボブ・アイガー氏が契約を2年間延長していたことで、アイガー氏は次のように話している。

「21世紀フォックスの抱える傑出したビジネスコレクションを取得することは、エンターテインメントにさらなる感動、手軽さ、便利さを求める消費者の増加に繋がります」
ルパート・マードック氏が生涯をかけて築いたビジネスの未来を私達に託してくれたことを光栄に思い、感謝しています。そして、大人気のシリーズをより増やし、観客に直にコンテンツをお届けする術を強化できることにとても喜んでいます。この契約によって、私達のグローバルな市場がより拡張し、ワールドクラスの物語を革新的な配給方法でお届けすることが可能となるでしょう」

しかし問題となるのは、マーベル・シネマティック・ユニバースの行方で、フォックスが権利を所有している「デッドプール」「ファンタスティック・フォー」「X-MEN」といったシリーズの今後が注目されている。マーベル・シネマティック・ユニバースのフェイズ3は2019年5月に「アベンジャーズ」第4弾をもって完了する予定だ。

2009年には、ディズニーは40億ドル(約4500億円)相当の契約金でマーベル5000ものキャラクターを買収していた。

現在「デッドプール2」「ガンビット」「X-MENダークフェニックス」「マルチルマン」「ニューミュータンツ」「X-フォース」などがマーベルによって製作中あるいは製作前段階にある。今回の契約により、マーベル・スタジオケヴィンファイギ社長がどのような動きに出るかは報じられていない。

フォックスマードック氏は、ディズニーによるフォックス買収はアイガー氏の指揮の元、世界で最も偉大な企業の一つになると信じていると語っている。