LGは現在、HTC Viveと同じSteam VRプラットフォームに対応するVRヘッドセット「UltraGear」の開発を行っています。

新たに判明した同社の特許では、同ヘッドセットに内蔵型のヘッドホンが搭載される可能性が示唆されています。装着時の手間が省けるため、ヘッドセットヘッドホンが内蔵されるタイプヘッドセットが増えてきています。

統合ヘッドホンのヘッドセットとなるか

今年2月、SteamVRを提供するValveはLGが新たなハイエンドヘッドセットを開発していることを明らかにしました。3月のGDC 2017では開発キットが公開され、その後もディスプレイの没入度を向上させる技術や商標など、いくつかの特許情報が明らかになっています。

オランダのテック系メディアLet’s Go Digitalが新たに発見した特許は、2016年の初めにLGが申請したもの。Oculus Riftや、HTC Vive向けアクセサリーであるデラックスオーディオトラップのように、ヘッドホンヘッドセットに付属している図が描かれています。

後頭部のストラップが大きく上に回転している図もあることから、フリップアップ構造が搭載されることも見て取れます。

別デザインの特許も

特許の時期を考えると、これはSteamVRヘッドセットではない可能性もあります。また、先月発見された同社の別の特許では、「ディスプレイが分離する」といった異なるデザインヘッドセット描かれています(こちらの図では、イヤホンが内蔵されています)。

なお、GDC 2017で公開されたプロトタイプはこの図のものに近いものの、内蔵ヘッドホンは付属していませんでした。

2016年初めに今回の特許が申請され、2017年3月のGDCでこの動画のヘッドセットが公開されたことを考えると、統合型ヘッドホンは廃案となった可能性も考えられます。

これらの情報からどのようなデザイン・機能が製品版に採用されるか、続報が待たれます。

(参考)
LG SteamVR Headset May Have Built-In Headphones, Patent Suggests / UploadVR(英語)
https://uploadvr.com/lg-steamvr-headset-may-built-headphones-patent-suggests/