日本料理のなかで、海外の人たちにも人気の高い「寿司」。だがもしも、この寿司たちが、キバを向いて襲ってきたら―?寿司が人類にキバを向く!?究極のフード・パニック映画「デッド寿司」が誕生、2013年正月第二弾、新宿武蔵野館にてレイトショーとして公開が決定した。

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 「お逃げください!!人食い寿司です!!」 ヒロインが立ち向かうのは、美味しい…はずの寿司たち。“トロ”はカッターのように尖り、“イクラ”は人に噛みついて食いちぎる。そして“シャケの炙り寿司”は人を火で炙り、“玉子寿司”は強烈な酸を吐く。しかもどういう構造なのか、寿司が大量の寿司を産み、増え続けていくのだ! 誰もが皆、思う。一体、最後はどうなるの!?

 そんな奇想天外、前代未聞のエンタテイメント作品を手掛けたのは、海外でも人気を誇る井口昇監督(「片腕マシンがール」「電人ザボーガー」)。予告動画がYouTubeにアップされるやいなや視聴回数はうなぎ登り、いまや100万回に届く勢いとなっている。

 主演は、空手歴約10年、寿司ヌンチャクカンフーアクションをスタントなしで難なくこなした武田梨奈(「ハイキック・ガール」)。また、歌手の松崎しげるがヒロインを手助けする、元寿司職人として登場する。

 そんな国内外話題沸騰の「デッド寿司」のワールドプレミア上映が決定。7月19日より開催されるカナダファンタジア映画祭にて初お目見えする。さらに、プチョン国際ファンタスティック映画祭 (韓国)にてアジアプレミア、L’Etrangeフェスティバル (フランス)にてヨーロッパプレミアと続いている。

ケイコ(武田)は伝説の寿司職人の娘。日々厳しい修行に励んでいたが、その厳しさに耐えかねて、とうとう家出。とある田舎の温泉旅館で仲居の仕事にありつく。そこでは仲居仲間にいじめられるは、旅館の女将・由美(亜佐美)にも叱られるはで落ち込むばかり。そんなケイコをなぐさめてくれるのは、元寿司職人の澤田(松崎)、ただ一人だけだった…。だが、復讐に燃えたある男が、寿司に命を吹き込み、血にうえた殺人兵器に変貌させてしまう!次々とホテルの客に襲いかかる寿司!ケイコマスターしたカンフーで人食い寿司に立ち向かう!果たして、このとんでもない戦いの結末は…!?

「デッド寿司」は2013年正月第二弾 新宿武蔵野館 レイトロードショー

「お逃げください!!人食い寿司です!!」 (C)オフィスウォーカー