大きな戦入れ替えなし、現有戦の底上げで34年ぶり日本一

 25年ぶりにリーグ制覇を飾った2016年に続いて、2017年も安定した戦いで連覇を達成した広島クライマックスCSファイナルステージDeNAに敗れたとはいえ、戦の充実度は群を抜いていたと言えるだろう。

 新シーズンへ向けて大きな補強はないが、ここ2年に見た前田健太ドジャースへ移籍)、黒田博樹引退)のような大きな戦ダウンもなし。大きな変化といえば、石井琢朗打撃コーチ河田雄祐外野守備・走塁コーチヤクルト移籍だろう。

 メンバーリーグV2経験者がい、現有戦の底上げで悲願の日本一を狙う広島で、2018年に期待したい若手をピックアップした。

西川龍馬内野手
 抜群のバットコントロールを誇る3年内野手。1年62試合)、2年95試合)と着実に出場機会を増やしている。昨オフにはアジアプロ野球チャンピオンシップ日本代表にも選出され、打率6割と打ちまくった。すでにある程度の実績は残しているが、“天才”と呼び高いポテンシャルを考えれば、もう1ランク上の活躍が期待される。三塁が本職だが、二塁、遊撃もこなせるユーティリティー。カープ内野は非常に層が厚いが、レギュラーれるもが認めるところだ。

○坂倉将捕手
 日大三高から2016年ドラフト4位で入団。ルーキーイヤーからきを放った。ファームで99試合に出場し、打率ウエスタン・リーグ2位の.298マーク巨人とのファーム選手権でも決勝3ランを放つなど、高卒1年とは思えない勝負強さも発揮した。1軍でも初安打を記録。重な打てる捕手への期待は首の中でも相当に高い。石原や会沢らが健在なポジションで、すぐに1軍マスクは厳しそうだが、それだけの可性を感じさせる逸材だ。ドラフト1位で加入した中村奨成(広陵高)との次世代の正捕手争いも非常に熱い。

高橋昂也投手
 坂倉と同じく2年2016年ドラフト2位咲徳栄から入団した。ここ数年、左腕が台頭しておらず、このサウスポーへの期待は非常に大きい。1年ファームで7試合に登板し、2勝0敗、防御率1.29と素質の片りんを見せ、ファーム選手権でも坂倉とルーキーバッテリーを組み、6回3安打2失点の好投で日本一に導いた。140キロ中盤から後半の直球スライダーのキレはすでに1軍レベルと評判が高い。将来のローテ補だが、来季いきなり台頭しても不思議ではないを持っている。(Full-Count編集部)

来季のさらなる飛躍が期待される広島・西川龍馬【写真:荒川祐史】