着物の販売・レンタルを手掛ける「はれのひ」が突然営業を停止し、新成人に振り袖が届かなかった問題で、警察や消費者庁には相談が相次いでいる。騒動の中、フリマアプリ「メルカリ」には大量の振り袖が出品。「はれのひ」関係者による出品ではないかという憶測を呼んでいるが、メルカリはこれを否定した。


メルカリには、振り袖を複数出品しているアカウントが存在することがTwitter上の指摘により発覚。このアカウントは約2ヶ月前から振り袖や帯、草履など70品以上を出品していた。新成人に振り袖が届かなかった問題が大きな話題になっている中、このアカウントは「はれのひ」関係者の可能性もあると一部で報じられている。


これに対しメルカリは10日、コメント発表。「一部報道において、メルカリ上で『振袖』を複数出品しているアカウントが『はれのひ』の関係者ではないかという憶測」がなされているが、「現時点でそのような事実は確認されておりません」と調査状況を公表した。また、複数出品していたアカウントへの対しては、「『はれのひ』との関係性の有無にかかわらず、法人利用の禁止という利用規約違反の疑いがあるため出品中の商品を一時的に非公開とし、商品の入手先や本人確認を行っております」としている。

画像は現在メルカリに掲載されている振り袖(指摘があった出品は非公開)