飲み過ぎた翌朝、筆者が最も恐れているのがパソコンのメールボックスに通販の購入確認メールが届いていることである。

酔った勢いでパソコンに向かい、通販サイトやオークションサイトで何か衝動的な買い物をしていることが多いのだ。しかもそういう時の買い物に限って結構高額だったりする。先日は、朝目が覚めたら3万円ほどする大きな絵を買っていてゾッとしたものだ。そんな絵を飾るスペースなど部屋のどこにも無いのである。

「教えて!goo」に、こんな質問が寄せられている。「無駄遣いの経験を聞かせて下さい」。ここに寄せられた回答を見ていくとなんだかホッとする。無駄遣いしてしまいがちな方は必見である。

無駄遣いの最高額はウン百万円!

まずは、無駄遣い金額の大きなものから紹介していこう。

「一番の無駄遣いは自動車でしょうかね。思いっきり衝動買いしてしまいましたが、いざ納車されてみると何コレ?の世界。思っていた感じと全然違う。(中略)結局、納車から一カ月後、売りました」(noname#26959さん)

「若かりし頃に買った補正下着。買い増しも含め合計5セットぐらいだったかな。約50万ほど。(中略)今ではまったく使っておらず、未使用のものだけでも、メーカーに引き取ってもらおうと問い合わせたら『無理』の一言」(okwc-0901さん)

ダイヤモンドのルース(裸石)ですかねー。購入金額は約100万円。で、自分が気に入った二つ爪のデザインで台座を作ってもらい、はめて飛行機に乗って出かけたら……石がなくなってました(中略)100万円がぱぁです」(hime_mamaさん)

筆者は車に乗らないので車に使うお金の大きさがピンとこないのだが、数百万円単位の出費が無駄になってしまったらと思うと頭がぼーっとしてくる。

100万円の指輪を失くしてしまったという話もすごい。自分だったら5年間ぐらい落ち込み続けそうだ……。

■あるある(?)無駄使い

指輪つながりでは以下のような回答もあった。

「当時片思いしていた女の子に何かプレゼントをあげようと、『ピンクの珊瑚石で出来たピアス』(20万円位)を池袋の西武で買いました。(中略)でも、残念ながら振られてしまいました。そのピアスは、感情が高ぶっていたのか?即刻、地下鉄の駅のゴミ箱に捨てました」(runtouさん)

無駄遣いになってしまったのはなんとも不憫だが、それにしてももったいない! 一方、金額的には小さいが悔しさに共感をおぼえる無駄遣いもある。

「すでに持っているコミック本をまた買ってしまうことがあります。ビニール包装されていると内容が確認できないので」(ryuuseiさん)

自作PCをしていると、余分にケーブルを買ってしまったりとか、あったりします。300円~2000円ぐらいの無駄になってしまいます」(ymdaさん)

もう持っているものを間違って買ってしまうのもすごくよく分かる。これぞザ・無駄遣いという感じだ。結局金額の大小に関わらず、「自分の必要のないものを間違って買ってしまった!」という思いがあるかどうかが無駄遣いかどうかを決定するポイントなのだろう。

こうして集まった回答を見ていると、自分の無駄遣いなんてまだまだ序の口だなと思わされて気持ちが落ち着いてくる。浪費の罪悪感を解消するのには無駄遣いエピソードをみんなで披露し合うのが一番なのかもしれない。みなさんもぜひ試してみては?

教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)

あなたの最大の無駄遣い経験は?