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運動が苦手な子が、体育の授業で「ビリの常連」になってしまうこともあるだろう。

運動は本人の努力ではどうしようもないこともあるが、中には、そんな生徒に対してひどい行動をする体育教師もいるのだとか。

しらべぇ取材班は、「ひどい経験をしたことがある人」から話を聞いてみた。

(1)一生懸命走ってもビリだと怒られる

「小学生の時に、いくら頑張って走っても駆け足がビリだったんですが、そのたびに先生に『クラスでいちばん遅い!』『もっと真面目に走れよ! やる気あんのか!』と怒鳴られていました。

自分的には必死にでしたが、努力とは裏腹に成績表もつねに最下位の「C」評価。運動は『できる、できない』じゃなくて、本人の頑張りを見るべきだと思う」(女性・27歳)

(2)平等に選ばれるはずなのに…

運動会リレーが足の速い子からの選抜ではなくクジ引きで選ぶ方針になり、運動音痴な私が当てました。そんな大役を担ったことがなかったので、大喜び。

しかし、当時の担任が運動大好き人間で、本気でクラスの勝利を狙っており、『お前が入ると遅くなるからダメ』とこっそりクジを奪われ、違う子に回されました」(女性・25歳)

(3)遅いフォームの見本にされる

「私はクラスで一番走るのが遅かったんですが、体育の授業中に先生から『お前ちょっと走ってみて』と言われ、理由が分からないままみんなの前で一人走らされました。

その後、『足が遅い人はこうやって上体がぶれていて…』など、私の走り方を使って走りが遅くなる原因を解説されました。恥をかいたし、クラスメートが私の走り方を真似することもありました」(女性・29歳)

■体育の授業が苦痛だった生徒は?

しらべぇ取材班が、全国20代〜60代の運動音痴の男女454名に「体育の授業が嫌だったか?」調査を実施したところ、8割以上の人が「はい」と回答した。

体育が嫌い(©ニュースサイトしらべぇ

身体を動かす楽しさを教えてくれる教師が増えれば、「体育の授業が一番好き!」という子が増えるのは間違いないだろう。

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(文/しらべぇ編集部・オレンジおっかさん

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2015年8月21日~2015年8月24日
対象:全国20~60代の男女1413名(有効回答数)

ひどい! 運動音痴な生徒が「体育教師にされたトラウマ行動」3選