1965年(昭和40)年の開店以来、西新商店街のソウルフード的存在“蜂楽(ほうらく)饅頭”を作り続ける「蜂楽饅頭 西新本店」(福岡市早良区)。

【写真を見る】十勝産小豆がぎっしり入る「黒あん」(1個100円)

名物の「回転焼き」(各1個100円)は、国産ハチミツを練り込んだほんのり甘い生地に十勝産小豆を詰め込んだ「黒あん」、インゲン豆の一種である手亡豆入りの「白あん」の2種類がある。

北海道産の小豆を使った餡は保存料や増粘剤などは一切加えず、じっくり時間をかけて炊き上げることで、しっとりと深みのある味わいに仕上げる。

3つの鉄板を巧みに操り、次々と作られる“職人技”も見モノ。焼き立てをその場で食べられるのもうれしい。また、蜂の巣の模様が描かれたパッケージは、保温効果もある冷めにくい特別な吸水性容器を使っており、商品のおいしさを保つ工夫がされている。パッケージで購入する場合は6個入り、8個入り、12個入りの3タイプから選べ、おみやげにもぴったりだ。

各商品は1個から販売する。テイクアウトはもちろん、テーブル席を備えた店内でイートインも可能。焼きたてはパリッと食感、冷めても生地がしっとりとしていて、どちらもおいしく堪能できる。まんじゅう片手に商店街を散策するのもおすすめだ。

[蜂楽饅頭 西新本店」福岡県福岡市早良区西新4-9-18-1 / 092-822-5599 / 10:00~19:00 / 火曜休み(祝日の場合変動あり)

【九州ウォーカー編集部/取材・文・撮影=久保田学(J.9)】(九州ウォーカー・久保田学)

「黒あん」(1個100円)。生地に国産ハチミツを練り込むのが、店名の由来