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歌手・北島三郎が馬主の重賞馬・キタサンブラックの引退が大きな話題になり、競馬に興味を持った人もいるのではないだろうか。

しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,344名に「競馬について」の調査を実施。

「馬券を購入したことがある」と答えた人は、全体で27.6%と意外に少ない結果であった。

■ウマジョは意外に少数派

性年代別では、どの年代でも男性のほうが多くなっている。

馬券を購入性年代別グラフ(©ニュースサイトしらべぇ

競馬女子が増えたと言われているが、やはりメインの客層は男性。若い女性の中には、昔ながらのイメージを持つ人も。

「あんまり興味がない。おじさんが耳にボールペンを挟んで、ひたすら新聞を見ているイメージ」(20代・女性)

JRAも「UMAJO」という女性向けサイトを作るなど、女性ファンの獲得を積極的に行なっている。小嶋陽菜安田美沙子などは、自他とも認める競馬ファンの女性芸能人だ。

■若い男性は競馬離れか

男性では、40代が圧倒的に多い結果である。一方で20代では、2割と少ないのが印象的だ。若者は、競馬に興味がないのだろうか。

「しょせん、ギャンブルだから。ただでさえ給料が少ないのに、お金がなくなる確率のほうが高いものには手は出さない」(20代・男性)

少しは興味がある人でも、一人ではハードルが高いようだ。

「競馬なんてする機会がまったくないから、馬券をどう買ったらいいかもわからない。予想はもちろんだけど、購入方法さえもしらない…」(20代・男性)

■彼氏の影響で…

恋愛体質の人は、4割近くの人が馬券を購入した経験があると回答している。

馬券を購入傾向代別グラフ(©ニュースサイトしらべぇ

恋愛体質の人たちは、恋人の影響をもろに受ける人が多い。

「昔付き合っていた人が競馬好きで、よく一緒に行った。だけど今は、あまり興味がない」(20代・女性)

彼氏と一緒に趣味も変わる人もいれば、すっかりハマってしまったケースも。

「前の彼氏の影響で競馬が好きになり、別れた今でも頻繁に競馬場に足を運んでいる。彼氏とはうまく行かなかったけど、馬と巡り合わせてくれたことには、感謝しかない」(30代・女性)

若い層をさらに取り込めるかが、競馬の今後の発展を占う鍵になりそうだ。

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(文/しらべぇ編集部・ニャック

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2017年12月15日~2017年12月18日
対象:全国20代~60代の男女1,344名 (有効回答数)

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