オーストラリアの男性が仕事帰りの車中、窓際に毒ヘビがいるのを発見するという何とも恐ろしい体験をした。


1月10日、ニューサウスウェールズ州南海岸をクルマで走っていたテッド・オジェさんは、窓際に腹の赤い黒ヘビがはっていることに気づいた。ボンネットの方から現れたヘビは、ドアミラーに巻きつき、自分の方を見て威嚇しているようだったという。

オジェさんはABC(オーストラリア放送協会)に対し、「ボンネットの下のエンジンルームから出てきたようです。あそこは暖かかったでしょうからね」と話している。さらに、ヘビは車内に入れてほしそうに窓をトントンとたたいたそうだ。

クルマを脇に寄せたオジェさんは、同僚のカイ・ピアースさんに電話で相談。その後現場に駆けつけたピアースさんが、ヘビをほうきで振り払った。オジェさんの勤務先の自動車部品店がこの時の写真をFacebookに投稿している。

Well poor Ted had an experience today driving back from Eden. He had a visitor on his car. I would have jumped out the...

Posted by Nolans Auto Parts & Industrial Supplies on Tuesday, January 9, 2018


「ちょうどピックアップの荷台にほうきがあったので、ヘビをクルマから無事払って、道路脇の林の中へ追いやることができました」とピアースさんはABCに話している。

2人の話によれば、この全長2.5mほどのヘビは暖かい寝床を探していただけなのかもしれない。

アースさんは、「昨晩の南海岸はちょっと涼しかったから、ヘビはクルマのエンジンルームに入り込み、エンジンの上に載って暖を取っていたんだと思います。そして今日、テッドがそのクルマでイーデンまで行ったので、エンジンルームにいるのが暑くなり、外に出たくなったのでしょう」と推測している。

しかしオジェさんは、クルマで走行中にそのヘビよりも恐ろしい"乗客"に遭遇したことがあるという。「(今回は)車内にクモが出た時ほど怖くはありませんでした。クモが苦手なんです。でも、ヘビも苦手ですね」

■参照リンク
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至近距離に突如毒ヘビが出現!?ドライバーが運転中の恐怖体験を告白