フィオレンティーナに所属するセネガル代表FWクマ・ババカルが、クリスタル・パレスへの移籍に近づいていると、イタリア紙『ガッゼッタ・デッロ・スポルト』が15日に伝えた。

 クリスタル・パレスは、ボーナスなどを加えた総額1500万ユーロ(約20億円)の移籍金を用意。昨夏にも同クラブは獲得に迫っていたが、拒否されていた。そのような経緯があったが、今冬の移籍市場ではフィオレンティーナが譲渡を受け入れるものと予想されている。ババカルとの契約が2019年6月30日までとなっていることから、フィオレンティーナ側は、このような金額で移籍させる最後のチャンスと捉えているものと見られる。

 現在24歳のババカルはフィオレンティーナの下部組織出身。昨シーズンはリーグ戦22試合に出場し10得点を挙げ、セリエAで自身初の二桁得点をマーク。今シーズンは15試合の出場で4ゴールを記録している。

クリスタル・パレス移籍に近づいているババカル [写真]=Getty Images