2018年3月より、神奈川県川崎市を皮切りに行われる「市川海老蔵特別公演 源氏物語」にて、
歌舞伎巡業では初めてとなるプロジェクションマッピングを演出として採用することになった。
プロジェクションマッピングとは、実物(リアル)と映像(バーチャル)を同期させる映像手法で、その両者の融合が生み出す幻想的な世界観を生み出す注目の演出。
 本公演は、2015年3月春に全国公演で7万3千人を動員した『源氏物語』の続編として、
全国23か所42回公演7万5千人の動員を予定している。
 今回、プロジェクションマッピングのプロジェクトには、クリエイターとして、リオオリンピック閉会式の東京オリンピックのパフォーマンスでクリエイティブ制作プロデューサー兼映像プロデューサーを担当したギークピクチュアズの稲垣護氏(https://geekpictures.co.jp/)が参加し、CM、CI、MVなどを幅広く手がけ、東京と仙台、ロンドンに拠点を置き、既存のメディアやカテゴリーにとらわれない幅広いデザインワークを展開しているビジュアルデザインスタジオWOWの阿部伸吾氏(http://www.w0w.co.jp)がディレクションを行う。
 また、今回は、ファンの皆様と一緒により素晴らしい公演を作り上げたいという思いから、プロジェクションマッピングの製作資金をクラウドファンディングサービス「Makuake」(https://www.makuake.com/project/ebizo-genji2018)で募集することにした。今日まで歌舞伎が続いてきたのは、たくさんのファンの皆様の支えがあったからこそだが、多様化する世の中で歌舞伎ファンが減りつつあるのも事実です。歌舞伎という文化を後世に残していくためには、いつも歌舞伎を応援してくださっているファンの皆様はもちろんのこと、まだ歌舞伎を見たことがない人に対しても楽しんでいただけるような、芸術性とエンターテインメント性の高い舞台を共に作りあげることが大切だという思いから採用に至った。

市川海老蔵特別公演 源氏物語 第二章 ~朧月夜から須磨・明石まで~
【公式HP】http://www.zen-a.co.jp/genji2018/
【総合お問い合わせ】Zen-A(ゼンエイ) TEL 03-3538-2300[平日11:00~19:00]



市川海老蔵コメント≫

歌舞伎は、世界に誇れる素晴らしい日本の伝統文化です。
100年、200年先もこの伝統を守り続けていくためには、守るべきところを守りながら、時代の変化に合わせて進化していくことも必要だと思っております。伝統芸能と現代技術のコラボレーションによる演出は、新しいチャレンジであり、歌舞伎の表現の可能性をより広げてくれると信じています。
この企画で集まったお金は、プロジェクションマッピングの演出のために使わせていただきます。皆様からご支援いただくことを通して、歌舞伎に新しい風を吹きこみ、未来の歌舞伎の在り方を一緒に考えていきたいです。
皆様、ご支援・ご声援のほど、よろしくお願い申し上げます。

配信元企業:全栄企画株式会社

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