アウェーゴール差でレガネスに敗北 カルバハルも無念「引き分けでも良かったのに…」

 レアル・マドリードはついに、“残り一冠だけ”という危機的状況にまで追い込まれてしまった。現地時間24日に行われたスペイン国王杯準々決勝・レガネスとの第2戦で1-2と敗れ、合計スコア2-2ながらアウェーゴールの差で敗退を喫した。試合後スペイン代表DFダニエル・カルバハルはリーガ・エスパニョーラ連覇がほぼ絶望的であることに触れ、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)一本に絞るほかないとした。

 敵地での第1戦を1-0で勝利していたこともあり、レアル明らかに優位な立場だった。しかし、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドウェールズ代表FWギャレス・ベイルをベンチ外としたチームは精彩を欠き、前半31分に先制点を許す。後半2分には元フランス代表FWカリム・ベンゼマが冷静にループシュートを決めて同点としたものの、同10分にはセットプレーから勝ち越しゴールを奪われ、そのまま挽回することができなかった。

「ひどくがっかりだ。ホームでレガネス相手に引き分けでも良かったシチュエーションだっていうのに……痛すぎる。彼らは自分たちの武器を使い切り、僕らのミスを突いて2ゴールを奪った。僕らは引き分けるチャンスもあったが、その道筋を立てられなかった。90分間通じて勝とうとしたんだけど」

 スペイン紙「マルカ」によれば、カルバハルは試合後のインタビューで肩を落としたという。今季の不調は地元メディアからも糾弾されているが、さらにその舌鋒は鋭さを増している。何より、レアルが義務づけられているタイトルが風前の灯火となっているからだ。

「生き残っている唯一の大会は…」

「現実的にならないとダメだ。チャンピオンズリーグしかないんだ。リーガでは大きく勝ち点差を離されている。だから僕たちにとって生き残っている唯一の大会は、チャンピオンズリーグだけだ」

 とはいえ前人未到の3連覇を狙うCLも、確実に険しい道のりとなる。決勝トーナメント1回戦の相手はブラジル代表FWネイマールらを擁するパリ・サンジェルマン。ここ2年圧倒的な強さを誇っていたはずのジネディーヌ・ジダン監督率いる“白い巨人”だが、CLはまさに背水の陣となる。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

「CLしかない」 レアルのスペイン代表DF、風前の灯のタイトルに“現実路線”を強調