毎週日曜夜9時からTBS系で放送中の日曜劇場「99.9-刑事専門弁護士-SEASONII」。前評判通り、1月14日の初回が平均15.1%の高視聴率を記録、21日に放送された第2話ではさらに18.0%まで上昇させ、前シーズンに続いて大きな話題を呼ぶ中、28日(日)放送の第3話プロレス界の大物、元WWEプロレスラーヨシタツ選手の出演が決定した。(数字はビデオリサーチ調べ、関東地区)

【写真を見る】ヨシタツ選手の味わい深い演技も注目!

第3話にゲスト出演するヨシタツ選手は、全世界に熱狂的なファンが存在するアメリカを代表する一大エンターテインメントであり、世界最大のプロレス団体「WWE」でディベロップメント契約(育成選手)から昇格した初の日本人選手として、プロレス界の歴史に名を刻むプロレスラーの1人。

破壊力抜群のキックとエキサイティングなファイトスタイルでファンを常に魅了している。しかし、その華々しい功績の裏には、言葉も通じない異国の地でサバイバル競争に明け暮れ、選手生命を揺るがすけがに幾度となく見舞われてきたという苦悩がある。

そんな揺るぎないチャレンジ精神に、多くのファンが心を打たれてきたトップレスラーだ。そんな世界を熱狂させるヨシタツ選手が、本ドラマに本人役で出演する。

ヨシタツ選手は「そうそうたる方々が出演されている人気ドラマ『99.9-刑事専門弁護士-SEASONII』に出演させていただいて光栄です。木村(ひさし)監督から『本人役で』と言われたときは『何人の人が認識してくれるかなあ?』と不安でした。今もです(笑)。

WWEで学んだ自分のつたない演技力を総動員したつもりです。これを機に『ヨシタツ』という名前と“私たちのはやりのポーズ”が浸透していけば幸いです(笑)。

プロレスを知らない人は、これを機にプロレスに興味を持ってもらって、逆にプロレスが好きで(ドラマも)見始めた人は、ストーリーや俳優さんに興味を持ってもらったら、お互いの業界にとって最高だと思います。『99.9-刑事専門弁護士-SEASONII』思いっきり楽しんでください」とコメントを寄せた。

第3話は、人気ロック歌手・ジョーカー茅ヶ崎(宇崎竜童)がジャーナリスト・安田(伊藤高史)の殺人容疑、及び、その事件の目撃者・石川(安達祐実)の殺人未遂容疑で逮捕された。

茅ヶ崎の顧問弁護士を務める佐田(香川照之)は、焦った様子で何かを隠している模様。接見に向かおうとする深山(松本潤)を必死で止めて、新たに斑目法律事務所の一員となった舞子(木村文乃)を担当に任命。

事件を追う中で、茅ヶ崎の賭博行為のネタをつかんだ安田から茅ヶ崎がゆすられていたこと、そして佐田の指示でその事実を警察に言わず内緒にしていたことが判明する。

最終的にその事実が警察にバレてしまったため、“茅ヶ崎には安田を殺害する動機があったため故意に隠蔽していた”とされてしまったのだ。

“依頼人の利益”を守ろうと策を講じた佐田のせいで、依頼人がピンチに立たされてしまったことを佐田に指摘し、責め立てる深山たち。しかも、殺人事件では目撃証言が、殺人未遂事件では凶器に茅ヶ崎の指紋があるという絶体絶命の状況に置かれる。

そして、担当する裁判官は舞子の先輩だった山内(松尾諭)。舞子の立場が変わり、今までの態度から豹変(ひょうへん)する山内に、舞子は裁判官と弁護士の間にある分厚い壁を感じる。

そんな舞子に、元上司で、山内の上長である東京地裁・所長代行の川上(笑福亭鶴瓶)は「お互いの立場で、対等にガンガンやり合えばいい」と激励する。(ザテレビジョン

本人役で出演するプロレスラー・ヨシタツ選手(右)と、プロレスファンである本作の演出・木村ひさし(左)