(alexialex/iStock/Thinkstock)
28日に放送されたTBS系バラエティ番組『林先生が驚く初耳学』で、林先生が買い物は現金よりもキャッシュレス派のほうが貯金が増えると解説し、ネットで話題になっている。
■キャッシュレス派は管理意識が高い?
現代では電子マネーやクレジットカードの普及で現金を持っていなくても買い物ができる店が増えてきている。ところが、現金のように減るのがわかりにくいため、思っていたよりも使いすぎてしまう人が多いことも事実である。
一見すると現金派のほうが堅実でお金が溜まりそうだが林先生はキャッシュレス派のほうが貯金が増えると考えているようだ。その理由について林先生は…
「キャッシュレスのほうがインターネットなどで明細の確認が簡単。使用履歴とかもすぐに調べられる。キャッシュレス派のほうが情報に敏感でお金の管理意識が高い。
それが結果として貯蓄の増加に繋がっている。キャッシュレス文化が進めば紙幣や硬化は廃止され年間2兆円かかっているATMのコストも削減できる」
と、解説した。
■キャッシュレス派だから貯金できるの?
ネットでは、林先生の解説に疑問を感じる声も目立っている。
初耳学のキャッシュレスの方が金が貯まるというのに異議あり。
まず、逆ならば金が貯まっているからカードを使うということもある。特にクレジットカード等は信用力そのものなので、学生や預金が少ない人はキャッシュレスにしにくいため、現金を使う割合が高い。— Mst (@mstglgagmtest) January 28, 2018
貯蓄額なんて元の収入によって違うよね。
年収が高い人がキャッシュレスなだけじゃないの?
それだけじゃ納得いかないな。#初耳学— みつ (@y_y443) January 28, 2018
「キャッシュレス派派お金が貯まる」
「現金派はお金が貯まらない」
ではなくて、
「お金を貯められる人はキャッシュレス派が多い」
「お金を貯められない人は現金派が多い」
なのでは?
#初耳学 #TBS— sindriさん (@sindrisan) January 28, 2018
逆だよ。キャッシュレス派がお金がたまりやすいのではなく、貯金に余裕があるからキャッシュレス生活ができるんだよ。 #初耳学
■キャッシュレス化が進んでほしい
一方ではキャッシュレス化を進めようとの声も見られる。
林先生がキャッシュレス派を推奨してくれている。ATMの維持費2兆掛かってるし、紙幣硬貨発行しなくていいし、現金派は時代遅れらしーぜよ。もっと使えるよーになれ万歳!#初耳学
— 神崎愛桜 (@asa18ab) January 28, 2018
300円だけの支払いでもカード払いの私には、キャッシュレス化をどんどん推し進めてほしい。#初耳学
— 五代目メケメケ (@mekemeke1985) January 28, 2018
日本全国のATM保守経費が2兆円とかアホすぎる。
おそらくそのほとんどが人件費だろ?現金輸送、エンジニア、オペレーター…人材不足の業種ばっか。手数料取られて当たり前だわ。
キャッシュレスもっと進めるべき。
— ぴ→たん@カブキチ ワンピース歌舞伎応援 (@pitanx3) January 28, 2018
■クレジットカードの請求で驚いたことがある?
しらべぇの調査では全国20~60代のクレジットカード所持者1090名を対象に「クレジットカードを使いすぎて請求額に驚いたことがあるか」調査を実施。
(©ニュースサイトしらべぇ)
あると答えた人は、20代、30代で30%前後と高くなっており、一方60代では低くなっていることがわかった。
現金を入金して使うタイプのデビットカードであれば使いすぎてしまうことは少なそうだ。しかし、クレジットカードは入金しなくても使えてしまうことから使いすぎてしまう人が多いのだろう。
現金派とキャッシュレス派の論争は絶えないだろうが、どちらであっても自身のお金を管理することは大切なことかもしれない。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年12月16日~2016年12月19日
対象:全国20代〜60代の男女1365名(有効回答数)
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