元イタリア代表FWで現在フリーのアントニオ・カッサーノが、中国スーパーリーグのクラブ加入を完全否定した。イタリア紙『コリエレ・デッラ・セーラ』が4日付で報じた。
かつてレアル・マドリードでも活躍した35歳のストライカーは、中国のクラブに“ビッグネーム”として獲得されることを望んでいないようだ。
「そんなの馬鹿げているよ。もはや俺と契約したがっているクラブの名前も思い出せない。誰でもやりたい事をやればいいと思っている。でも俺に言わせれば中国にプレーしに行く選手は、金目当てで行っていると認めるべきだ」
今年の夏に現役復帰を示唆していた同選手は「まだやれるか知りたい」と付け加え、現役続行に意欲を示した。
「俺を100%完全に信頼してくれる会長と監督が必要だ。そうでなければ復帰はなしだ。でももしそういったクラブがあれば、準備はできている。俺はもう十分お金は稼いだから、契約金はいらないよ」
カッサーノはバーリでデビュー後、市場最高額のティーンエイジャーとしてローマに移籍。その後、レアル・マドリードやサンプドリア、ミラン、インテル、パルマと渡り歩き、昨年夏にヴェローナを退団後、現役引退の撤回などで話題をさらったカッサーノ。
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