(vladacanon/iStock/Thinkstock)

ほしい楽曲がある時にCDではなく、ネットで購入する人が増えている。そのため、「CDが売れない時代」と表現されることも多い。

そんな中、この「CDが売れない時代」についてのあるつぶやきが、「的を射ている」と話題になっている。  

■確かにCDから聴いてない…

このツイートを受け、ネット上では「確かに」「CD再生する機器を所持してない」と、共感の声が多くみられた。

実際、ラジカセやコンポといったタイプのオーディオ機器ではなく、携帯音楽プレイヤーやスマホで音楽を楽しむことが主流となっているほか、ノートPCでもCDなどを読み込む機能が付いていないものも増えている。

やはり、「CDを再生する機器」が、身近ではなくなってきているもよう。

また、再生できる機器は持っているものの、CDでは聴かないといったケースも多い。

■それでもCDが欲しい

しかし、ネットでの音楽配信にシェアを取られ、CDの売り上げが徐々に減少している流れの中、あえて「CDを買い続けたい」と思う人もいるようだ。

また、CDで購入したからこそ、得られる満足感があると考える人も少なくない。

CDを買い、家で聴くまでのワクワク感や、知らなかったカップリング曲を聞くことで音楽の幅を広げることができるのは、パッケージ化されているCDならではの特典ともいえそうだ。

■3割はCDプレイヤーなし

しらべぇ編集部が、全国の20~60代の男女1,348名を対象に「CDプレイヤーが家にない」か調査を実施したところ、全体の36.0%が「家にない」と回答。

年代別でみてみると、

CDプレイヤーがない年代別グラフ(©ニュースサイトしらべぇ

30代がの割合が最も高く、次いで20代が多い。このデータから若い世代が、CD離れをしていることがわかる。

CDが売れない時代であるのは確かだが、不要と感じるかは人それぞれ。シェアが減少しても買い続けたいと考える人がいるように、CDならではの魅力があるといえそうだ。

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(文/しらべぇ編集部・ステさん

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2017年8月25日~2017年8月28日
対象:全国20代~60代の男女1,348名 (有効回答数)

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