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牛丼は、美味しい。すき家も松屋も吉野家も、どこも美味しい。もしかすると牛丼は日本一美味しい食べ物なのではないかとすら、思ったことさえある。
店で食べる牛丼の美味しさを自宅で再現するために何度もチャレンジしたのだが、その最中に気づいた。「牛丼は家で作るべきものではない」と。
いったいなぜ牛丼を家で作ってはいけないのか? 牛丼マニアである記者(私)が、その身をもって味わった理由を5つに分けてお伝えしたいと思う。
(1)コストがかかる
スーパーで牛肉を購入した場合、100グラムにつき安くて150円からのものしか売っていないことが多い。また、玉ねぎは安いものの調味料類をすべて揃えると意外に高くつく。
しかも1回で使い切ることができないと、日常的に自炊をしていない場合は腐ってしまうこともあるため、あまり経済的ではないのだ。
(2)スーパーの牛肉だとほぼ確実に美味しくない
牛丼店の牛肉は脂がかなり多い部位を使っており、スーパーで売っている牛丼用のモモや肩ロースの部位だと脂が足りず煮るとスカスカになってしまう。
これをクリアするには業務用のスーパーで売っている激安の牛肉を使う必要があるのだが、量が物凄く多いので調理しきれないこともある。
(3)作るのが大変
牛丼を作る場合一度にある程度の量を作ることになるが、その分の玉ねぎを刻むだけでもかなり時間がかかり、仕事のある人だとかなり大変。
それに煮込む時間もあるため鍋から目が離せないので、労力に見合わずその時間を考えると店で食べたほうが良かったと思ってしまうのだ。
(4)飽きる
(3)でもお伝えしたが牛丼を作ると数人前ができあがるので、いくら牛丼マニアでも10回連続で牛丼はさすがに飽きてくる。
キン肉マンのような牛丼バカでもないかぎり確実にテンションが下がることになるので、これもおススメできない理由のひとつ。
(5)牛丼チェーンが潰れたらえらいことになる
もし牛丼好きが全員自宅で牛丼を作りはじめたらどうなるか? そうなったら牛丼を提供する外食チェーンはすべて潰れてしまうだろう。
そうならないためにも、われわれ牛丼マニアは牛丼チェーンにお布施の意味も兼ねて、定期的に牛丼を食べに行く必要があるのである。
■自宅牛丼は労力に見合わない味
以上が牛丼を自宅で作ってはいけない理由だが、基本的には労力に見合わず味も店で食べたほうが美味しいということ。
また、紅ショウガや七味が無料でもらえ、トッピング牛丼も味わえるのは牛丼チェーンでしかできない。美味しい牛丼が食べたかったら、ぜひ店で食べよう。
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