1月にチェルシーからレンタル移籍、チェルシーオーナーが買い取りオプションに「ノー」

 1月の移籍市場にチェルシーからドルトムントに移籍してきたベルギー代表FWミチー・バチュアイは公式戦2試合で2得点1アシストと大活躍している。アーセナルに移籍したガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンの後継者として才能を発揮している若武者だが、今回のレンタル移籍に買い取りオプションがついていない。移籍マーケットで多大な利益を得てきたドルトムントにとっては痛恨の事態とも言えるが、そこには理由があった。

 ドルトムントハンスヨアヒム・ヴァッケCEOは衛星放送「スカイ」に登場。バットマン二世の愛称で早くも本拠地ジグナル・イドゥナ・パルクで人気者となったバチュアイについて、「我々は4年前に獲得の交渉を持った。彼を見続けていた。彼がこの道を選んだことは我々にとって幸運だった。チームにすごく適応している」とクラブ首脳は語っている。

 ドルトムントアーセナルオーバメヤンを放出した一方、アーセナルからチェルシーフランス代表FWオリビエ・ジルーが移っている。二人は完全移籍だが、ドルトムントのバチュアイの補強だけレンタルとなり、買い取りオプションは存在しない。

「買い取りオプションをつけることは不可能だった。もしもロマン・アブラモビッチがノーと言えば、それはノーを意味するんだ」

 チェルシーオーナー、アブラモビッチ氏がバチュアイの買い取りオプションドルトムントに与えることを許さなかったという。ドルトムントでの活躍を見れば、ロシア石油王のバチュアイに関する判断は正解と言えるかもしれない。

 ヴァッケ氏は「常にチャンスはある」と早くも最前線に君臨するバチュアイの完全買い取りに意欲を見せている。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

ドルトムントで大活躍の新FWバチュアイ 「買い取りオプションなし」…痛恨の理由は?