推薦入試やAO入試を受ける際に大事なのは、「志望理由」を固めておくこと。本番でどう答えればいいか分からない……と焦らないよう、試験官の心に響く志望理由をしっかりと考えておきたいですよね。今回は、看護学部の志望理由を考える3つのヒントを、例文とともに紹介します。

「看護学」に興味を持った最初のきっかけを考える

あなたはなぜ看護学に興味を持ちましたか? 親も看護師をしていたので憧れていた、テレビで見た看護師さんの仕事ぶりに感動したなど、自分も看護師になりたい! と思ったきっかけがあるはずです。そのきっかけを思い出して、志望理由書を書いてみましょう。

【例】
私は小児ぜんそくを患っていたため、幼少期から病院へ通院する機会が多くありました。これまでさまざまな病院で多くの看護師さんと接してきましたが、息苦しいときにテキパキと吸入の手配をしてくれたり、入院して不安なときに優しく声をかけてくれたりと、どの看護師さんも親切で何度も助けられました。病気になると人はとても不安になるものですが、そんなときに看護師さんの励ましはとても支えになります。これまで支えてきてもらった分、今度は患者さんを支えていく側になりたいと思い、貴学の看護学部を志望しました。

「看護学」と社会のつながりを考える

病気や怪我を負っている人は、家族や友人など身近な人だけではありません。同じ地域で暮らす人たちも、病気やけが、障がいを持ちながらも日常生活を送るために、一生懸命治療やリハビリを行っています。看護が地域や社会とどのようなつながりを持っているか考えてみましょう。そして、看護学を学ぶ自分なりの意義や目的を見つけ、志望理由を考えてみてください。

【例】
私が看護学部を志望することに決めたのは、地元の養護老人ホームでのボランティア活動がきっかけでした。それまで、看護師というと病院で働くイメージが強かったのですが、老人ホームで入所者の健康管理をされている看護師さんに出会い、介護の現場で活躍されている看護師さんがいることを知りました。これからもっと高齢化社会が進み、老人介護の現場が看護師を求めることも増えてくると思います。ご高齢の方々が心地良く暮らせる環境を整えるためにも、看護師として養護老人ホームで働きたいと思い、貴学の看護学部を志望しました。

「この学校の看護学部で学びたい!」と思った理由を考えよう

看護学部へ進学したい理由は考えやすいと思いますが、難しいのが「なぜ志望する学校の看護学部を選んだのか」ということです。いくつもある看護学部の中から、どうしてその学校に進学したいと思ったのでしょうか。志望する学校に魅力を感じた理由を考えてみましょう。

【例】
私は看護学部のある学校に進学することを決めてから、いくつもの学校のオープンキャンパスに参加し、貴学が最新の設備が整っており、最先端医療に関わる看護師の育成にも熱心だということが分かりました。グループワークや実地実習など現場で即戦力になれるカリキュラムが組まれていること、また、私はいずれ国際的に活躍できる看護師になりたいと考えているため、国際看護管理学を取り入れていることも魅力だと感じました。
先輩や先生もとても親切にしてくださり、風通しがいい学校だと実感しました。この学校で4年間充実した大学生活を送りたいと思い、貴学の看護学部を志望しました。

看護学部は国内にいくつもありますが、みなさんがこの学校に進学したいと思ったきっかけや理由が何かあるはずです。AO入試や推薦入試を受ける前に、なぜその大学で看護学を学びたいと思ったのか、試験できちんと伝えられる言葉を考えてみてくださいね