前はちょくちょくデートしてたのに、彼から「今は恋愛どころじゃない」と言われてしまった!この恋ってもう終わり?こんなケースをよく見かけます。でも、男性の言う「今は恋愛どころじゃない」は、必ずしもお断りの意味ではないんです。

被害妄想はダメ!ホントにホントのこともある

「今は恋愛どころじゃない」悲しい気持ちになるこのセリフですが、ただあなたを遠ざけるために言うとは限りません。仕事に責任が出てくる20代中盤以降の男性をはじめ、勉強や試験など「今これに集中しなければ」というものがある人は、恋愛の優先順位がかなり下がります。相手にもちゃんと気を遣えないので、こんなセリフも悪気なく言うことも。

取り乱して彼を責めると、関係自体が壊れてしまうこともありますよ。

そもそも、本音がどうあれ、「いまは恋愛モードじゃない」と申告してきた相手に、『恋愛モードになってよ!」とガツガツ迫る女子は思いやりゼロ。普通に考えて恋人にしたいとは思えないでしょう。ひとまず、言葉通りに受け止めてみては?

「ずっと恋愛したくない」という意味ではない

自分に対してガツガツ押してくる女子を遠ざけようとわざとこう言う人もいますが、その場合は他の女性の影を見せたり、聞かれもしないのに「俺、今は恋愛する気分じゃないわー」と自分語りをするようです。そうじゃないなら「今はいっぱいいっぱいだけど君のことは嫌いじゃない」という意味の場合がほとんど。

どんなに忙しくても彼女にしたい!というほどの熱意はないけど、嫌いじゃないし、時間ができたらまたデートするのもいいな……というところです。女子にありがちな「君とは絶対恋愛しない!一生ない!」的なニュアンスではないので、気長に待つのもよし、いったん横に置いて他の男子と遊ぶのも悪くありませんよ。

友だちモードで接して待とう

彼から連絡はないし、いつになったら恋愛する余裕があるの?もう詰んだ……と、焦ってしまうこともあるでしょう。恋愛の優先順位が極端に下がっている時でも、彼女にだけはきちんと連絡を取るようにしている男性がほとんどですが、カップルはカップルで「最低限の連絡はあるけどデートが少ない。本当に付き合ってるの?」という悩みもあります。

付き合っていようがいまいが、ある程度こういうことは起こりえるんです。

片思いのうちこそ恋愛感情だけでつながろうとせず、友だちとしても仲良く接するように心がけておくのが一番です。「連絡がない。もううまくいかない」という焦りからも解放されますよ。

気分転換のデートはアリなこともある

恋愛モードじゃなくなってしまった男性も、時々なら女子とごはんも楽しいな……なんて思うことも。あなたから誘うだけでなく、彼から誘ってくることだってあります。そんなときはぜひ出かけましょう。

ただし、彼にとってはあくまでも気分転換。「2度と会ってくれないかと思った」とヘビーなことを言ったり、彼を責めたりすると、本当に次がなくなることも。彼が恋愛モードを出してこない限り、いつもと同じ態度でいましょう。

ここで、忙しい彼を気遣うことが出来たり、思いやりのある態度が出来た女子は、後日本命彼女に昇格することも。忙しいなか、連絡してくれるならそれは脈ありの可能性も。自分からダメにしてしまうことのないよう、焦りは封印して楽しみましょう。

こんな時は、被害妄想が一番ダメ。「恋愛どころじゃない」という彼には「はいはいそっかー、たまには息抜きしようよ」くらいのライトな接し方が効きます。付かず離れず一緒にいて、波が来たら一気に押すのが成功のコツです。(中野亜希/ライター)

(愛カツ編集部)