(©ぱくたそ)

職場での悩みとして、「人間関係」を挙げる人は多い。

1日のうち長い時間を過ごす職場の人間関係が悪いと、いくら仕事と割り切っていても、苦痛でしょうがない。中には意地悪な先輩もいて、メンタル的にもつらい想いをした人も少なくないだろう。

しらべぇ取材班は、そんな経験者の話を聞いた。

■後輩に悪口を吹き込む

「先輩とはいっても年齢は変わらず、入社も1年違いの先輩がいました。表面上はとても穏やかなのですが、実際は陰口がとにかく多い。上司から私のほうが評価されることが増えてきたことで、私への意地悪が始まりました。

明らかになったのは、後輩が露骨に私を避けるようになったことから。どうしたんだろう? と他の人経由で聞いてみたところ、あることないこと悪口を吹き込んでいるようでした。

とても悩みましたが、そんな意地悪をしたところでその人の仕事の評価が上がる訳でもなく、結局先輩は退職することに。嫌がらせしている時間があったら、もっとまじめに取り組めば、そんなことにはならなかったはずで、自業自得ですよね」(30代・男性)

■わざと情報共有をしない

「上司から、『このサービスの資料を共有していおいて』と言われても、全くしない先輩がいました。たまたま忘れているのかなと思ったのですが、それが度々発生するんです。

仕事に支障が出るので会議で伝えたところ、単なる意地悪ということが周囲にもわかり、とても怒られていました。その後、先輩は閑職に追いやられる結果に。情報共有こそが仕事の基本なんで、そうなるのも当然ですけどね」(20代・女性)

■仕事関連のメール返信をしない

「やたらと仕事関連のメールに、返信してくれない先輩がいました。単にルーズなだけだと思っていたのですが、どうも私のことが嫌いだっただけのようで…。

何が気に入らないかもはっきりしないし、私以外にもそういう対応があったりもして、結局案件が滞り炎上してしまいました。仕事としては大きなマイナスなので、上司がその先輩をプロジェクトからは外してくれましたけど、本当に感情的な人には困ってしまいます」(30代・女性)

仕事は割り切って進めてほしいものだが、中には嫉妬などから嫌がらせや意地悪をする先輩がいて、困らされるケースが。

その一方で、因果応報から意地悪した側に、それなりの被害が降り掛かることも少なくないようだ。

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(文/しらべぇ編集部・松岡 佑季

本当に困ってしまう意地悪な先輩…因果応報や自業自得な結果に