北海道を代表するイベントさっぽろ雪まつり」に負けず劣らず人気を博している「小樽雪あかりの路」。期間中、約12万本もの手作りキャンドルが小樽ノスタルジック並みをやさしく照らし、内一帯が幻想的な雰囲気に包まれるロマンチックイベントです。

イベントスタート時間が近づくと、会場ボランティアの皆さんが円陣を組んでいました

何より、同イベントがこだわるのは「手作り」と「参加」。キャンドル作りから点火、補修、会場の見回りなど、総勢2500名以上のボランティアスタッフさんや地元の方々により、このイベントは支えられているんです。

そこで2018年イベント初日2月9日小樽市内を巡って見つけた手作り感満載の明かりスポットを、ボランティアスタッフさんの様子とともにお伝えしていきますね!

まずは、今年から準メーン会場となった小樽芸術村会場。旧三井銀行小樽支店や似鳥美術館などに囲まれたこの会場、「JC広場」「芸術アイスバー」「アートスクエア」の3つのエリアで展開しています。

1つエリアJC広場」には、昨年までの手宮会場からお引越ししてきた「スノー滑り台」が。こちらでボランティアとして活躍していたのが、澤田麻里奈さんと澤田明さんの地元女子高校生コンビ

参加理由を尋ねてみると、「ずっと気になっていたので、今年初めて参加しました」と笑顔で答えてくれました。

2つエリアは今年初登場となる「芸術アイスバー」。氷でできたバーカウンターに思わずテンションが上がります! 小樽ビール小樽ワインなど小樽にこだわるお酒のほか、ホットドリンクスープなど温かいものも販売しています。

氷でできたグラスで飲む色とりどりのカクテルインスタ映え抜群! ドリンクは、ホットやアイスも含めて約30種類以上を取りそろえています。

そして3つエリアは「アートスクエア」。小樽芸術村で人気のステンドグラスイメージしたワックスプレートで作り上げる「アートな小路」には、小樽出身の作家伊藤整のが書かれた「書」など約80点が並びます。

ここで出会ったボランティアスタッフさんが、アートスクエアの副部会長をされている高橋さん。「読みながら歩いて伊藤整の作品に触れるきっかけとなってくれたら」と話してくださいました。

小樽雪あかりの路」のメイン会場は小樽運河や旧手宮線跡地ですが、それ以外にも、中のあちこちに“あかりスポット”が点在しています。小樽芸術村会場よりすぐの所にある寿司屋通りには、お店の入口前にお手製のアイスキャンドルが積んであったりもします。あかりの路をひと通り回った後は、おいしいお寿司を堪するのもいいかもしれませんね。

通りの歩には押しを入れたアイスキャンドルが、お店の前には、かわいらしい像も飾ってあり、とってもホッコリとした気持ちにさせてくれます。

続いてはサンモール一番。大きなハートの上に、小さな雪だるまがたくさん並べてあり、写真を撮るために足をとめる人も多数見られました。

都通り商店に入ると、ハートをかたどったキャンドルが出迎えてくれました。黄色オレンジカラーキャンドルがアーケードん中に、出口まで一列に並ぶ色は圧巻です!

お次は中央通りを挟んで小樽駅から徒歩3分程のところにある梁通り商店。通りの名が入ったオブジェが飾られています。メイソンジャーを使った明かりは手作り感が感じられますね。

そろそろ寒くなってきたな~と感じた頃に訪れたいのが「運河プラザ」。観光案内所やお土産コーナー、喫や休憩スペースがあります。また、プラザ前には露店もあり温かいメニューがそろいます。トイレタイムや暖を取って、散策の続きを楽しみましょう。

そして、メイン会場のひとつでもある手宮線会場に到着。旧国鉄手宮線跡地の散策路を利用した同会場は、中央通りから寿司屋通りまでの約500mにスノーキャンドルやオブジェが所せましと並びます。ここは、観光客も多いですが、ボランティアスタッフさんもたくさん見かけます。

まず出会ったのが、ボランティアのイム・キョンミンさんとバク・インボさん。ボランティアは初めてで、「このイベントに参加することをメーンに来日しました」とのことでした。海外ボランティアの方も年々増えているそうで、世界イベントになりつつある予感がしますね。

「あったかいお食べてって~」という呼びに引き寄せられると、なんとそこには焼きジャガイモ無料で配布するスポットが!

ボランティアおいしいおジャガイモを焼いてくれているのは、池田さん、尾崎さん、山口さん。中でも80代の尾崎さんは10年以上焼き台を担当しているベテランの方なんです。山口さんは「尾崎さんと池田さんの焼いたお餅は他の人が焼くよりおいしいんですよ!」と教えてくださいました。

1ついただいてみると、焼き加減が最高! そしてお三方のやさしい笑顔に癒され心も体も温まることができました!

手宮線会場B1エリアの代表を務める太田政明さん。今回で15回の参加だといい、「自分たちが見てキレイだと思えることがハマっている要因です。の美しさを堪して下さい」と魅を話してくださいました。

最後に出会ったのは女性3人グループ。このうち、五十嵐麻美さんと石井香さんは千葉県からこのイベントのためにやってきたそう。五十嵐さんは「とっても寒いですが、キャンドルがキレイだし楽しいです!」とキャンドルの明かり同様、キラキラさせて話してくださいました。

自らの意志でボランティアさんと市民の皆さん。小樽にやってくる人たちを心から歓迎してくれているのがひしひしと伝わり一気に心が温かくなりました!

あかりに照されながら、ボランティアさんと言葉を交わすふれあいのひと時。風景を楽しむだけじゃない! これが小樽雪あかりの路なのです。そんな「人のぬくもり」や「あたたかさ」を感じる優しく幻想的な間にぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

小樽雪あかりの路」■開催期間:2018年2月9日()~18日(日) ■電話:0134324111(内線267小樽雪あかりの路実行委員会) ■時間:17:0021:00 ■料:入場無料北海道ウォーカー高橋まりか)

手宮線会場を彩るワックスボウルの明かり