日本中国企業間交流も活発で、中国から日本企業の視察のために訪日する中国人は少なくない。こうした中国人たちは日本企業を視察することで何を見て、何を感じるのだろうか。

 中国メディア今日頭条は10日、企業視察のために日本を訪れた中国人による手記を掲載し、「日本企業には震撼させられると同時に非常に多くの収穫を得た」と伝えつつ、視察のはまさに「思想上の洗礼」だったと伝えている。

 記事は、日本企業を視察して感じたことを箇条書きでまとめているが、やはり大きな学びにつながったのは「考え方」や「思想」という点だったようだ。たとえば日本ではすでに定着している「企業社会責任」や「企業社会に貢献してこそ存在意義がある」という考え方も、中国人からすれば新鮮で、大きな衝撃を受けるものだったようだ。

 確かに中国では企業は利益を追求することだけが存在理由と考えている人は多そうだ。だからこそ、安全性などに問題がある食品や製品の生産や流通を根絶できないのだろう。

 また、日本で「優れた経営哲学」とされるものの多くが論語孫子の兵法など「古代中国の教えや哲学」を取り入れていたことは衝撃的だったと紹介。中国でも尊敬を受ける稲盛和夫氏の経営哲学も同じように中国の教えや哲学が随所に見られたと伝え、日本人中国や西洋から優れたものを謙虚に学び取り、それを活かして一時は世界2位経済にまで成長したのだと摘し、「中国人日本人のように謙虚に学ぶことが必要だ」と論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供123RF

日本を視察して震撼・・・まさに「思想上の洗礼」だった=中国メディア