平昌五輪ノルディック複合は2月14日の個人ノーマルヒルを皮切りにスタート過去五輪世界選手権で頂点にき、日本のお芸とも呼ばれたノルディック複合の競技のみどころや注選手を萩原氏の解説と共に紹介します。

1998年長野オリンピックでは団体5位、個人6位入賞を果たした荻原次晴氏

ジャンプクロスカントリースキーの王者を競う

前半にジャンプを行いそのポイント差をタイムに換算し、後半のクロスカントリーではジャンプの成績が良かった順から時間差でスタートし順位を競う。ジャンプクロスカントリーでは耐久められ、総合的な高い運動が必要なことから欧州ではこの種の勝者を「キングオブスキー」と称える。五輪は個人のノーマルヒルラーヒルと団体戦の3種ドイツ北欧の強日本渡部暁斗メダル争いに注だ。

W杯5勝と絶好調! 悲願の金メダルす 渡部暁斗(わたべあきと)(29)

前回ソチでは個人ノーマルヒルメダルを獲得。今季はW杯4連勝を飾るなど、総合ランキングは堂々1位・善斗も複合の日本代表。妻・由恵もフリースタイルスキーハーフパイプ代表というスキー一家

過去2回五輪金メダルいた複合団体の新たな歴史をつくれ! 複合団体

渡部暁斗渡部善斗(わたべよしと)、渡部(わたなべたけひろ)、永井秀昭(ながいひであき)、山元やまもとごう)のうち4名でチームを組む。日本は団体戦を得意とし、'92アルベールビル、'94年リレハンメル過去2度の金メダルを獲得。ジャンプが得意な渡部兄弟を中心に持ち前のチームワークの良さでメダルす。

■ 前半ジャンプで差をつけ攻めの走りでを取れ

萩原ソチ五輪メダリスト渡部暁斗選手に金メダルの期待がかかります。今季のワールドカップでも既に5勝、W杯総合ランキング1位と好調です。今まではスロースターターでしたが、オフの間にいいトレーニングができて、完成度が高い中でシーズンを迎えられています。

渡部暁斗選手の強みはなんといってもジャンプですね。平昌でも前半のジャンプで首位に立てるか、そして2位以下の選手を何離せるかが金メダルへのポイントとなります。

平昌は気条件的に氷点下15~20度まで気温が下がることもあり、かなり寒いことが予想されます。クロスカントリーでは寒いとが固まって滑らなくなります。そうした欧州勢が慣れていて得意としていますが、渡部選手も氷点下10度くらいまでならいい走りができるでしょう。緊感、高揚感の中で自らのメンタルをうまくコントロールし、攻めのジャンプ、走りをすれば金メダルの可性は大きく広がるはずです。

ジャンプの差がクロスカントリータイム差に

通常のジャンプ競技同様に、飛距離と飛ポイントを競う。ジャンプでの得点がクロスカントリータイムスタートに換算されるので「渡部暁斗選手はじめ日本勢はジャンプが得意。この強みを生かし前半のジャンプリードを保てるかが勝負の鍵」(荻原)。平昌ジャンプ台は強いが吹くが、長野県の台をモデルに作られていて、防ネットの業者が担当、日本勢は追いとしたいところ。

クロスカントリー山が舞台の長距離

クロスカントリーは2.5キロのアップダウンのある周回コースを4周する(団体戦は4人が2周ずつ)。上り坂の勾配は9~18、標高差10m以上、うねりを含む坦部分、性質の異なるテクニカルな下りと3つの要素が均等に含まれている。周回なので混走になることが多く、選手同士の駆け引きが重要。「日本選手は駆け引きがうまい。渡部暁斗選手はレース展開を自分でコントロールできるのが強み」(荻原)。

■ 気質に合うワックス選びも重要

スキーの滑りの良し悪しはワックスにも左右されるので、気温、温、湿度によってワックスのチョイスが重要となる。「滑らないときはまるで粘着シートの上をで歩いている感じ。滑るときは磁石で宙に浮き、足が勝手に先に行き、体が追い付かないくらい摩擦を感じない」(荻原)ほどだとか。平昌でも各チーム専門のスタッフが、質や結晶の形、気条件などあらゆる事態を想定してワックスの準備に当たる。

<放送スケジュール

【個人ノーマルヒル

「前半・ジャンプ」2/14[2.55NHK Eテレ「後半・クロスカントリー」2/14[5.35NHK総合

【個人ラーヒル

「前半・ジャンプ」2/20[火]6.456.45-7.30NHK EテレNHK総合「後半・クロスカントリー」2/20[火]9.35NHK総合

【団体】

「前半・ジャンプ」2/22[木]4.20NHK総合「後半・クロスカントリー」2/22[木]6.556.55-7.30NHK EテレNHK総合(ザテレビジョン

今季W杯5勝でW杯総合ランキング1位に立つ渡部暁斗に金メダルの期待がかかる