チャンピオンズリーグCL)決勝トーナメント1回戦の屈の好カードレアル・マドリードパリ・サンジェルマンPSG)による突が、いよいよ14日のファーストレグで幕を開ける。

 スペインフランスの王者同士の顔合わせながら、前人未到の3連覇に史上最多の13回の優勝をレアル・マドリードが、実績ではPSGを大きく上回る今回の対戦。敵地サンティアゴ・ベルナベウに乗り込むPSGのウナイ・エメリ監督が、前日会見で大一番に向けた期待を表した。

々にとって今回の対戦はめられるものは多いが、王者を相手に成長を図れる場でもある。彼らはこの大会の歴史において、12度の優勝という称賛されるべき偉業を達成して来た。それだけのレベルに達したいと思っている々にとっては、現在の自分たちがどの位置にいるのかを示し、将来どこまでたどり着けるのかを占う、またとない機会と言えるだろう」

 一方、レアル・マドリードのスタメンについて質問を受けたエメリ監督は、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドフランス人FWカリム・ベンゼマウェールズ代表FWギャレス・ベイルによる“BBCトリオ”の出場を予想しながらも、相手のいかなる布にも対応できることを強調した。

「私は最高のレアル・マドリードと対戦したいと思っている。彼らと同様に、こちらも考えられる最高のメンバーえるつもりだ。普通に考えればBBCが出場するはずだが、代わりに他の選手がプレーしたとしても驚きではない。なぜなら、彼らは素晴らしい選手をえており、システムメンバーを変化させることで、様々な戦いを描くことができるからだ。だが、々はあらゆる形のレアル・マドリードを想定して練習を積んできたので、相手のスタメンを見て具体的な戦い方を決めるつもりだ」

 昨シーズンの決勝トーナメント1回戦では、レアル・マドリードの宿敵であるバルセロナと対戦したPSGホームでのファーストレグで4-0と大勝しながら、アウェイでのセカンドレグを1-6で落とし、世紀の大逆転負けを喫した。当時は戦犯として玉に挙げられたエメリ監督だが、苦い経験を経て成長したチームは、同じ轍は踏まないとの自信を垣間見せた。

「この試合への準備はあの試合から始まっているのかもしれない。あのカンプ・ノウでのセカンドレグは、チームに新たな経験を積ませてくれた。物事が上手く行かない状況から、人々は多くを学ぶことができる。々はあの試合よりもはるかに良い準備ができている。今ならこのレベルで十分に戦える」

 レアル・マドリードの“BBCトリオ”に対して、PSGフランス代表FWキリアン・ムバッペ、ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニブラジル代表FWネイマールの“MCNトリオ”を擁するなど、お互いの強3トップに注が集まる今回の対戦。だが、「相手を抑えるディフェンスも忘れてはならない」とエメリ監督が強調した通り、攻守両面でハイレベルな争いが繰り広げられる試合に期待したい。

文=北村

レアル撃破に自信を見せたPSGのエメリ監督 [写真]=Icon Sport via Getty Images