経費削減を進めるマーリンズ、地元で注集まる巨大オブジェの行方は?

 マーリンズの新オーナーに就任し、チーム再建へ向けて“革“を進めるデレク・ジーター氏が、撤去の可性が伝えられている本拠地マーリンズパーク名物の巨大オブジェ「ホームラン・フィーチャー」について言及した。地元「マイアミ・ヘラルド」が伝えている。

 最高経営責任者(CEO)でもあるジーター氏のもとで行われているマーリンズの“革”は波紋を広げている。経費削減のためにを大量放出し、球団で仕事を持つ元選手、元監督レジェンドを立て続けに解雇したことでも、地元メディアファンから批判が噴出。そして、球場の設備や試合中のイベントの“変化“にも注が集まり始めている。

 マーリンズは「ビリー・ザ・マーリン」と呼ばれるカジキマグロ球団マスコットの“中の人”であるジョン・デチッコさんを“解任”。今季から違う人物が着ぐるみの中に入ることになった。

 また、マーリンズパーク開場の2012年から公式戦の試合中に行われている「グレートシーレース」も今季から取りやめる方針だと、メディアが報じている。「グレートシーレース」は、マーリンズの“生き物マスコットレース”で、6回表終了時に開催されていた。4つの生物が「ウォーニング・トラックを駆け抜け左翼の端まで行き、その後は三塁にあるゴールまで走っていく」もので、球場の盛り上げに一役買っていたが、これも中止になると伝えられている。

ジーター氏は「まだ話をしていない」

 そして、ファンメディアにとってもう1つの関心事となっているのが、「ホームラン・フィーチャー」の行方センター後方に設置されている名物巨大オブジェをマーリンズが撤去する方針だと1月に伝えられると、インターネット上では“反対運動”が起こり、署名活動がスタートする事態となっていた。

 同によると、地元メディアに囲まれたジーター氏は「ここにいるファンの何人かによっては関心の高い話題ではあるが、私はの場で何も発言していないよ。私があれこれ言っているということやファンが望んでいることを(メディアで)読んだことはあるけどね。だけど、々は球場内でファンが過ごす時間をどうやったらより良いものにしていけるかに関して絶えずを配っているんだ」と発言。“チーム再建”の過程で過熱する報道に釘を差した形だ。

ホームラン・フィーチャー」については「大きいね。とにかく大きいよ」と“称賛”。ただ、気に入っているかを聞かれると「ユニークだな思うよ。だけど前に言ったように、まだ話をしていないし、球場での試合をファン線でより良いものにする何らかの方法を見出していくつもりだよ」と続けたという。

 そして、あらためて撤去の可性を問われたジーター氏は「それはわからないよ。(周りで出ている)憶測に関してはコメントしないよ。答えを言わせようなんて引っかかったりしないよ」とも言及。さすがに、名門ヤンキースで辛辣なニューヨークメディアを相手にしていたスーパースターとあって、報道の“攻撃”を受け流している。

 署名運動まで引き起こすことになった“ホームラン・フィーチャー問題”。その運命はまだどうなるか分からないようだ。(Full-Count編集部)

マーリンズのオーナーを務めるデレク・ジーター氏【写真:Getty Images】